[Windows] ラップトップが、ドッキングステーションが接続されている時だけ正しく起動しない
Windows システムが、USB ドッキングステーションを接続している時だけ正しく起動できないことがあります。ここではそのような場合の対処法についてご説明します。 通常この問題は、ドッキングステーションに接続されている外部記憶域(HDD、SSD など)が原因で引き起こされており、ドッキングステーション自身の問題ではないことがあります。 ドッキングステーション経由で外部 HDD などを接続しており、システムが正しく起動できないという問題が起きた場合は、下記の手順をとって問題判別をしてください。 ドッキングステーションに接続された USB 周辺機器(マウスやキーボード、USB フラッシュドライブ、外付け SSD など)を全ていったん取り外します。 ドッキングステーションにモニタが接続されてい...
[Windows] ラップトップ PC のカバーを閉じたときでも、USB ドッキングステーションやグラフィック変換アダプター経由で接続したモニタを表示したい
Windows ラップトップ PC は通常、カバーを閉じるとドッキングステーション等の USB 機器やモニターなど、接続された周辺機器がスリープ状態になります。この動作を変更するには、カバーが閉じられた場合の動作に関する設定項目の値を変更します。下記の手順でこの設定画面を起動してください。 Windows 10 「スタート」ボタン上で右クリックし、メニューの中から「電源オプション」を選択する 「電源とスリープ」画面内の右側にある、「電源の追加設定」リンクをクリックする 「電源プランの選択またはカスタマイズ」画面の左側の「カバーを閉じたときの動作の選択」をクリックする 「カバーを閉じたときの動作」の値を、「何もしない」に変更する 下にある「変更の保存」ボタンをクリックする Windows 11 ...
[Windows] DisplayLink 技術を使った USB ドッキングステーションやグラフィックアダプターが正しく機能しない
もし Windows システムで Plugable 社製の DisplayLink 技術を使用した機器(ドッキングステーションやグラフィック変換アダプター)が正しく機能しないとき、多くの場合は一度その機器を PC から取り外し、「デバイスドライバのクリーン・インストール」をすると問題が解決することがあります。 その際は、もしドッキングステーションなのであれば本体から AC 電源アダプターを取り外すこと、その時点で Plugable 社が推薦する最新のドライバを導入することが合わせて必要です。下記の手順を実行してください。 Plugable USB ドッキングステーションまたはグラフィックアダプターを、ホスト PC から取り外します。AC 電源アダプターがついている製品ではこれも本体からとり...
[Windows] インテル® グラフィックス・コマンド・センターを使い DisplayLink 技術によるマルチディスプレイを管理する方法
Plugable 社は、Windows システムに追加の外部モニタを接続するための、DisplayLink 技術を使った様々な USB グラフィック製品を販売しています。たとえば、わが社のベストセラーである UD-3900 USB 3.0 ドッキングステーションや、UGA-4KHDMI USB 3.0 HDMI グラフィック変換アダプター、UGA-3000 USB 3.0 DVI グラフィック変換アダプターなどです。 以前は、Windows 10 システムにこのようなグラフィック製品を用いてディスプレイを追加した場合、Windows 標準の「ディスプレイ設定」から環境の構成をする必要がありました。製品を使用しているユーザーの方々の中に、もしも Windows 標準のディスプレイ設定の代わりに...
ドッキングステーションに搭載された HDMI ポートにDisplayPort(DP)入力ポートしかないモニタを接続することはできますか?
いいえ、Plugable 社のグラフィック製品(ドッキングステーション)に搭載された HDMI 出力ポートから、DisplayPort 入力ポートに接続することはできません。DisplayPort 入力ポートしかないモニタは、USB-C または DisplayPort グラフィック出力ポートに接続することをお勧めします。 Plugable 社の一部の製品には、「DisplayPort - HDMI 変換アダプタ(DP-HDMI または DPM-HDMIF)」が同梱されています。このような変換アダプタのほとんどは、DisplayPort 信号出力を HDMI 信号に変換するもので方向性があります。一部の製品を除き逆方向の変換に使用することはできませんので注意してください。 DisplayPo...
Thunderbolt 3 や USB-C ドッキングステーションをシステムに接続する際のケーブル長について
注意:ここに書かれた情報は、Thunderbolt 3 ケーブルに当てはまりますが、Thunderbolt 4 ケーブルには当てはまらないことがあります。 Thunderbolt 3 システムとドッキングステーションなどの周辺機器を接続する場合、Plugable 社の製品に同梱されているケーブルよりも長いケーブルを使用する必要が生じることがあります。しかし、何らかの理由で 製品に同梱されているケーブル以外を使用するときには、非常に重要な注意点があります。 Thunderbolt 3 の技術仕様上、40 Gbps データ転送速度をサポートする「パッシブ」タイプの Thunderbolt 3 ケーブルは、現状では 80cm までの長さに制限されています。これは、40 Gbps という超高速データ転...
DisplayLink デバイス ドライバ導入手順
Plugable 社は、DisplayLink 社から新しい DisplayLink 用デバイス・ドライバがリリースされると、それを一定期間 Plugable 社製品で検証します。検証により問題がないことが確認された後のドライバが Plugable 社のデバイス・ドライバページに公開されますので、ユーザーの方々は「検証済み最新ドライバ」をダウンロードしてください。 デバイス・ドライバページには、それぞれのドライバに付属する「情報」ボタンがあります。こちらを押して追加情報も確認してください。 Windows: お使いのシステムが Windows 10 以上で Windows Update が有効な場合、初めて DisplayLink グラフィック製品がシステムに接続されると、DisplayLin...
[macOS] 外部接続モニターの解像度を変更する方法
macOS システムに外部モニタを接続してマルチディスプレイ環境にした際、モニタの画面解像度が正しくないことがあります。この原因には様々なものがありますが、最も多いのは macOS が外部モニタに対して自動的に選択する解像度や文字サイズが、使う側にとっては正しくないというケースです。 macOS 内に隠されている画面解像度設定オプションを変更すると、画面表示が自分にとって快適な環境になることがあります。設定の変更方法については下記のビデオを参照してください。また、ページの下に手順が説明されています。 「システムプ環境設定」内の「ディスプレイ」をクリックします。 ラップトップシステムの場合、「プライマリ」モニタ、つまりラップトップ自体の「ディスプレイ」パネルが表示されます。 外部接続されたディス...
「Thunderbolt アクセサリを使用できません」「Thunderbolt デバイスの機能は限定的です」というエラーメッセージが表示される
Plugable Thunderbolt 3 ドッキングステーションを PC に接続した際に、下記のいずれかのような Thunderbolt エラーが表示され、どうしていいかわからなかったことはありませんか? 「Thunderbolt アクセサリを使用できません。アクセサリをこの Mac の Thunderbolt ポートに接続してください。」 「Thunderboltデバイスの機能は限定的です。Thunderboltデバイスがお使いのPCでサポートされていることを確認してください。」 上記のようなメッセージは、ドッキングステーションなどの Thunderbolt 3 周辺機器を、Thunderbolt 3 対応ケーブルではない、単なる USB-C ケーブルで接続したときに表示されます。 ...
[Windows] Windows Update 適用後に、Thunderbolt 3 ドッキングステーションが正しく機能しない
Windows 10 システムに Windows Update を適用した後に、それまでは正しく機能していた Thunderbolt 3 ドッキングステーションの動作に何らかの問題がおきることがあります。 この記事では、「ドッキングステーションのグラフィック機能には問題ないが、USB ポート、音声ポートイーサネットポートが機能しない」という問題が起きた場合の対処法について説明します。 私たちが対応したこの問題に関するケースの多くで、Windows Update の適用の過程で Thunderbolt 3 機器に対する「認証情報」が失われたことが原因だと判明しています。つまりこの問題は Plugable 社製品固有のものではなく、システム側の変更によるものであり、他社製の Thunderbolt...
[macOS] macOS のスリープ後や再起動後に、ドッキングステーションに接続した USB 機器やモニターが認識されなくなる
Plugable 社は様々なドッキングステーションやグラフィックアダプター製品を販売しており、その製品の技術担当者が、直接ユーザーの方々からの問題報告に対応しています。 様々な製品に関するユーザーの方々の依頼に対し技術サポートをしていく間に、Mac システムでいくつかの潜在的な問題が生じている可能性に気が付きました。 Mac システム(特に、時に M1 システム)に Plugable 社製 Thunderbolt 3 ドッキングステーションを接続して利用している方々から、「システムのスリープや再起動をした後に、一部の周辺機器が認識されない」という報告が寄せられるようになったからです。認識されないのはイーサネット、音声、カードリーダなどが主ですが、接続されたモニタに問題が起きるケースもあります。...
[macOS] Mac システムがスリープ後に、有線 LAN ネットワーク(全体)が使えなくなる
この問題は、「RealTek 社製 USB 3.0 イーサネットチップセット RTL8153」を使用しているドッキングステーションや USB イーサネット・アダプターを、Mac システムで使用すると発生することがわかっています。Plugable 社製品だけに発生するものではなく、他社製の周辺機器でも同様のことが起こります。 原因は、Apple 社が提供し macOS が内蔵している RealTek RTL8153 用のデバイス・ドライバにバグがあることです。システムがスリープ状態になると、このバグによってイーサネット・ブロードキャストが大量に発生し、イーサネット・ルーターに悪影響を与えることがあるのです。 macOS 10.15.x Catalina のユーザーは、Realtel 社サイトより...
新しい HDD または SSD を、Plugable ドッキングステーションに接続する手順
注:この記事は、2015年3月12にブログ記事として Joshua Henry により投稿されたものです。 私たち Plugable 技術サポートは、お客様からたびたび「ドッキングステーションに接続した新しいハードディスク・ドライブ(HDD)やソリッドステート・ドライブ(SSD)がコンピュータ上に表示されない」という質問を受けます。多くの場合、そのドライブを「初期化」し、「パーティション分け」し、「フォーマット」することで問題を解決できます。この記事では、その方法を順を追ってご説明します。 「初期化」とは、そのドライブをコンピュータでするために準備することで、「パーティション分け」はデータ用領域をドライブ上に確保すること、そして「フォーマット」はデータを保存するためにコンピュータが使用する様式...
「既定の音声入出力デバイス」を変更する方法
Windows、macOS、Linux のどの PC システムを使用しているかに関係なく、音声(オーディオ)入出力 機器をあとから追加することは珍しくありません。 例えば、オーディオ機能を追加する機器として下記のようなタイプの製品があります。 Bluetooth ヘッドセット、ヘッドフォン、スピーカー スピーカー付きのモニタ(例:テレビなど) USB サウンドカード、DAC(デジタル・オーディオ・コンバータ)、ADC(アナログ・デジタル・コンバータ) USB マイク オーディオ入出力ポート付きドッキングステーション それぞれの OS 毎に、Plugable オーディオ機器を既定の音声入出力デバイスとして設定する方法について手順を説明しています。該当のボタンをクリックしてください。 Plugab...
USB ドッキングステーション使用時の Wi-Fi パフォーマンスおよびワイヤレス機器の問題について
この記事では、「USB 3.0 機器と Wi-Fi 機能が起こしうる相互干渉の問題」とその対処方法についてご説明しています。 USB 3.0 周辺機器と、Wi-Fi アダプターやワイヤレス機器用レシーバーが物理的に近い位置で PC に接続されていると、お互いの電波干渉によってワイヤレス機器の動作やパフォーマンスに問題が起きることがあります。これは Plugable 社製品固有の問題ではなく、どの USB 3.0 機器とワイヤレスや WiFi 機能でも起こりうるものですが、環境によっては全く発生しないこともあります。 この問題については Intel 社が 2012 年 4月にホワイト・ペーパー(英語)を公開していますので、技術詳細について知りたい方は参照してください。 Wi-Fi ネットワーク ...
[macOS] UD-CA1A と UD-CAM ドッキングステーションのイーサネットポートが、Mac システムで正しく機能しない
Plugable UD-CA1A および UD-CAM ドッキングステーションのイーサネットポートは、通常は macOS に内蔵されているイーサネット用デバイス・ドライバで正しく機能します。しかし、もしイーサネットポートに何らかの問題が起きている場合は、チップセット製造元である Realtek 社から問題の修正を含んだデバイス・ドライバーをダウンロードし導入すると、問題を解決することができます。 こちらのリンクからダウンロードしてください。ただしこのドライバは、macOS 10.15.7 までの Mac システム用です。macOS 11 以上のバージョンでは使用できませんのでご注意ください。...
HDR とは? HDR が表示可能解像度に影響を与えるのはなぜですか?
HDR または HDR 10 は、コンピュータとディスプレイ間で色と光度用の追加データを必要とする新しい技術です。これに対応するためには、PC 側のグラフィック出力は DisplayPort 1.4 以上に対応しており、入力側は HDMI 2.0b または HDMI 2.1 に対応している必要があります。信号出力側および、入力側の両方が対応していなければ、希望通りの解像度設定ができない(結果として、リフレッシュレートなどが下がる)ことがある点に注意してください。 PC の DisplayPort 出力を HDMI に変換して HDMI モニターを接続するような際にも、この制限が当てはまります。ソース(PC 出力)とターゲット(モニター入力)、ケーブル、変換アダプターのすべてが上記のバージョンに...
[Windows] Iris Xe チップ使用 PC で Windows Update または Intel グラフィックドライバーを更新後に、DisplayLink グラフィック製品が正しく機能しない
2022年5月: この問題は、Intel 社が提供する最新の Iris Xe 用ドライバを適用することで解決しています。ドライババージョンが 30.0.xxx 以上であることを確認してください。 下記が、現時点で該当の DisplayLink チップセットを使用している Plugable 製品です。 ドッキングステーション UD-ULTC4K UD-6950 UD-6950H (日本未発売) UD-6950Z (日本未発売) グラフィックアダプター UGA-4KHDMI UGA-4KDP USBC-6950U USBC-6950UE 2021年4月22日: Intel 社が Iris Xe チップ用に公開したグラフィック・ドライバのバージョン 27.20.100.9466...
Thunderbolt 3 認証を受けた製品に「96W 充電」と「100W 充電」と記載されているものがあります。両者の違いはなんですか?
IEC 規格* では、USB ポートを経由した充電機器の充電レートは「最大で 5 秒間に 100W 以下」であることが必要です。これにより Thunderbolt 技術規格では、この IEC 規格の規定から 4W の余裕をとり、充電レートが「最大 96W 以下」であるよう規定されています。 つまり、Thundebolt 3 をサポートしている機器では規格上、 厳密には「96W 充電レート」という表現および実装が正しいことになります。 いずれせよ、「96W 充電レート」または「100W 充電レート」 と記載された Thunderbolt 3 製品は、基本的に同等の充電能力を持っていると考えられます。 注:IEC 規格(国際電気標準会議:International Electrotechnical...
USB ポートのタイプについて
USB-A pietz, CC BY-SA 3.0 , via Wikimedia Commons この USB Type-A ポートは標準の USB 接続タイプで、USB Type-C(USB-C)が登場するまでは PC 搭載ポートとして最も一般的でした。USB-C 登場の後でも、非常によく使用されています。 このポートは、搭載された PC や周辺機器の技術仕様に応じて最大データ転送速度 USB 3.1 Gen 2(10 Gbps) まで対応できます。しかしこのポートには、Type-C の DisplayPort 代替モードのような直接グラフィックデータを透過させる機能はありません。したがって USB-C ポートがなく、この Type-A ポートしかないシステムに、PC 標準搭載のグラフィッ...
[Windows] Windows 10 に USB 3.0 ハブ接続時のスリープ復帰問題について
私たちが Plugable 社内で Windows 10 の最新のアップデートを検証している際に、キーボードやマウスなどの HID(入力)機器が「USB 3.0 機器(ハブやドッキングステーション)に接続されている」と、それを動かしてもシステムがスリープから復帰しないことがあると気が付きました。この問題はすべてのシステムで発生するわけではないようで、起きたり起きなかったりします。さらに、同じ USB 3.0 ホストコントローラを使っている違うシステムで、異なる動作をしたりします。 Windows の大規模アップデートの際に比較的小さいドライバの問題が含まれていることは、さほど珍しくなく、通常は Microsoft 社によってほどなく修正されます。したがって、大規模アップデートが配布された場合で...
DisplayLink 技術と代替モード グラフィック出力の違いについて
チップセットについて チップセットは、特定の電子機器の頭脳と考えることができます。例えば、ビデオ信号、オーディオ信号、ネットワーク接続、ストレージ機器などを管理するチップセットがあります。 ほとんどのユーザーにとって、デバイスに使用されているチップセットの詳細を知る必要はありません。しかし、技術的な場面では、その機器が採用しているチップセットについて知ることが非常に役立ちます。互換性や、他の製品情報に記載されていない一般的とは言えない技術機能について知る必要があるからです。 外部モニタの接続方法 Plugable 社は、コンピュータに外部モニタを追加するための、様々な技術を駆使した製品を提供しています。外部モニタの接続方法には現在2種類あり、それぞれメリットとデメリットがあります。 1. Di...
USB-C ケーブルの様々な実装について
注:この情報は、2020年2月6日に投稿された こちらのブログ記事を翻訳したものです。 USB-C ポートやコネクタを採用した周辺機器が日ごとに増えてきていますが、これは将来的に周辺機器の互換性が大幅に向上する可能性を示すものです。いずれにせよ、スマートフォン、コンピューター、その他の周辺機器を接続するために、同じ USB-C ケーブルを使うことができるならそれが一番賢い選択と言えるのではないでしょうか? しかし、現在販売されている USB-C ケーブルには様々な差異があり、事前にある程度のリサーチをせずに、この夢のような「ユニバーサルな」接続性を享受することは叶いません。このブログ記事は、その差異の 1 つの要因である「USB-C ケーブル自身が対応している機能」についてご説明するものです。...
Plugable USB 3.0 スイッチ(USB 切替器)は、USB-C ドッキングステーションやハブと組み合わせて使用できますか?
いいえ、できません。USB-C ドッキングステーションはハブのほとんどは、USB-C ポートにしか実装できないオプション機能「DisplayPort 代替モード(グラフィック出力)」や「PD 充電規格」に対応しています。 一方、USB Type-A(フルサイズ USB)にはそのような機能はありません。したがって Plugable 社の USB 2.0/3.0 スイッチを組み合わせて使うと、それらの追加機能が使用できなくなります。したがって、USB-C ドッキングステーションなどとの使用はできません。 Plugable 社は、現在 USB-C ドッキングステーションに対応する USB スイッチ(切替器)は提供していません。...
USB 3.0 ハブまたはドッキングステーションを USB スイッチ(切替器)に接続して使用すると、正しく機能しない
複数の周辺機器をチェーン接続している構成でなんらかの問題が起こる場合は、下記のような手順で原因がどこにあるかを確認してください。 同じ問題は、USB スイッチ(切替器)を介在せずにハブやドッキングステーションを直接 PC に接続しても再現しますか? もしそうなら、USB スイッチはその問題に関係がありません。USB ハブやドッキングステーション側で、ポートや機能に問題が起きていないかを確認してください。Plugable 社製品の場合は、技術サポートまでご連絡ください。 同じ問題は、USB スイッチに接続された両方の PC システムで起きますか?それともどちらか片方だけですか? もし問題が片方の PC でのみ起きているなら、その PC 固有の問題の可能性があります。PC 側の問題判別を行ってく...
DisplayLink 技術を使ったドッキングステーションは、KVMスイッチ(キーボード、モニター、マウス切替器)とともに使用できますか?
いいえ、Plugable 社は、DisplayLink チップを搭載したドッキングステーションと、従来型の KVM スイッチを一緒に使用することは推奨していません。もしドッキングステーション(とそれに接続されたさまざまな周辺機器)を 2 つのシステムで切り替えて使いたい場合は、ドッキングステーションを接続している USB ケーブルを、それぞれのシステムに接続しなおすようにしてください。 この「手動で切り替える」作業を効率的におこないたい場合は、「Plugable USB 3.0 スイッチ(USB3-SWITCH2)」の使用をお勧めします。このスイッチ(切替器)を使うと、接続された USB 機器を 2 台のシステムでボタン一つで切り替えることができます。ただし、このような切替器を使った場合、ドッ...
USBC-7IN1E ハブに接続した HDMI モニターは、解像度 4K 60Hz をサポートしていますか?
はい、もしも接続された PC の USB-C ポートが、「DisplayPort バージョン 1.4(DP 1.4)」に対応している場合、4K@60Hz の解像度に対応しています。一方、もし DP 1.2 にしか対応していない場合は、4K@30Hz までに制限されます。 自分の使っている PC の USB-C ポートがどのバージョンの DisplayPort に対応しているかわからないときは、PC の製造メーカーに問い合わせてください。 搭載された USB-C ポートのグラフィック出力が DP 1.4 に対応していると判明しているシステムは下記のような製品です。 MacBook Pro 15” 2018 / 2019 MacBook Pro 16” 2019 Surface Pro 7 Sur...
USB ハブの接続や LED ライトの挙動に問題がある場合の対処方法
USB ハブの接続や LED ライトの挙動に問題が生じている場合、その原因の多くはハブ管理用チップセットが何らかの理由で不整合を起こしていることです。 挙動に問題が生じているハブを下記の手順で一度リセットしてみると、問題が解決することがあります。 USB ハブ本体から、電源アダプターや USB ケーブルを取り外す 30 秒~ 1 分ほどのそのままにして待つ ハブに、電源アダプターを接続する USB ケーブルで PC に再接続する もしリセットをしても問題が解決しない場合は、ハブの管理チップセットに何らかの不具合が生じていると考えられます。Plugable サポート nihongo@plugable.com までメールでお問い合わせください。サポート担当者が対応いたします。...
[Windows] デバイスマネージャー内に「未知の USB デバイス」というエラーが表示される
「Plugable Thunderbolt 3 ドッキングステーション( TBT3-UDV )」を Windows 10 システムに接続すると、デバイスマネージャー内に「未知の USB デバイス」というエラーが表示され、USB 3.0 ポートのうち下にある 2 つ がシステムに認識されないことがあります。 これは、インテル第八世代 CPU を使用した Windows 10 バージョン 1809 以降の一部のシステムで発生する既知の問題で、USB 3.0 ポートのうち 2 つが正しく認識されないことがあります。この問題は、macOS を実行している Mac システムや、バージョン 1809 より前の Windows 10 システムでは発生しません。 もしこのようなエラーが発生している場合は、US...
Thunderbolt 3 ドックを使用すると、M1 Mac システムに 2 台のモニターを接続できますか
「Plugable Thunderbolt 3 シングルディスプレイ・ドッキングステーション(TBT3-UDV)」には、DisplayPort ポートが 1 つと、Thunderbolt 3 対応の周辺機器用 USB-C ポートが 1 つ搭載されています。 もしシステムに Thunderbolt 3 ポートが搭載され、かつそのポートが「2 台の外部モニタ接続に対応している場合」には、この両方のポートを使用して 2 台の外部モニタを接続可能です。例えば、Intel チップを搭載した Mac システムや Dell XPS ファミリーなどの Thunderbolt 3 ポートは 2 台の外部モニタ接続に対応しています。 一方、M1 チップを搭載した MacBook Pro/Air は、システム自体が...
Thunderbolt 3 ドッキングステーションを Thunderbolt 3 対応システムに接続したところ、「Thunderbolt アクセサリを使用できません。Thunderbolt ポートに接続してください」という警告メッセージが表示される
この警告は通常、Thunderbolt 3 ドッキングステーションを Thunderbolt 3 対応ではない、普通の USB Type-C ケーブルで接続したときに表示されます。例えば、MacBook Pro に付属してくる白い USB Type-C ケーブルは、Thunderbolt 3 プロトコル対応ではありません(USB 3.1 までのプロトコルにしか対応していません)。 Plugable 社製 Thunderbolt 3 ドッキングステーションやハブなどの周辺機器をシステムに接続する場合は、製品に付属してくる Thunderbolt 3 対応の USB Type-C ケーブルを使用してください。 この警告メッセージに関しては、こちらのビデオ(英語)も参照してください。...
[macOS] TBT3-UDV ドッキングステーションのイーサネットポートだけが機能しない
イーサネットポートが正しく機能しないのには様々な原因が考えられます。例えば、LAN を管理している DHCP サーバーやルーターに何か問題が起きていると、社内ネットワークやインターネットに接続できません。まず、ネットワーク側に何か問題が起きていないか、他のシステムの状況や、ドッキングステーションを使用しない構成などでも確認してください。イーサネットケーブルを取り替えてみたり、接続するポートを変更するなども確認してみてください。 もし自分が使用している Mac システムのみで問題が発生している場合は、OS のネットワーク設定になんらかの問題が生じている可能性があります。 [ケース1] 「システムレポート(Apple メニュー → この Mac について → システムレポートをクリック)」を確認す...
[macOS] MacBook Pro 16" システムに Thunderbolt 3 ドッキングステーションを接続すると、Thunderbolt カーネルパニックが発生する
2022年08月12日更新:: この問題は Intel チップ搭載 Mac システムで macOS 11.x でのみ発生します。 ---------------------------------------------------- 2021年11月1日更新: この問題は、macOS 11.x で発見され、 Monterey 12.0.1 で修正されていることが確認されました。問題が生じているユーザーは、このバージョンに更新してください。 ---------------------------------------------------- Plugable 社はこの問題が社内で再現できたため、Apple 社に報告し詳細な調査を依頼しました。この問題は、macOS 11.4 の更新により...
DisplayPort ポートからの出力を USB-C 入力ポートのあるモニターに接続すると、モニターが認識されません
Plugable 社製ドッキングステーションには UD-6950、UD-ULTC4K、TBT3-UDV など、DisplayPort 出力ポートを搭載したモデルがあります。これらの DP ポートから モニターの USB-C 入力ポートに接続する場合は、「DP 信号を USB-C に変化できる」タイプの、双方向ケーブルを使用する必要があります。 現在販売されている USBC-DisplayPort 変換アダプターやケーブルは、USB-C 出力を DisplayPort 信号に変換する一方向変換にだけ対応した製品が多いことに注意してください。 その他の表示に関する注意点: DisplayPort から USB-C に変換するケーブルを使用する場合は、その製品が DP 1.2 規格以上に対応してい...
Thunderbolt 3 ドッキングステーションの USB-C ポートに、USB-C 入力のあるモニターや USB-C コネクター付きのグラフィック変換アダプターを接続できますか?
Plugable 社の Thunderbolt 3 ドッキングステーションに搭載されている(ホスト接続用ではなく、周辺機器接続用の)USB-C ポートには、グラフィック出力に対応したものとそうでないものがあります。その USB-C ポートがグラフィック出力に対応していれば、USB-C 入力のモニターや USB-C コネクター付きのグラフィックアダプターを使用して、外部モニタ表示が可能です。 USB-C ポートがグラフィック対応の Thunderbolt 3 製品 TBT3-UDV 「Plugable Thunderbolt™ 3 シングルディスプレイ・ドッキングステーション、60W ホスト充電」 TBT3-UD1-85W (日本未発売) Thunderbolt 3 ドッキングステーションに搭載...
画面解像度とリフレッシュレートについて
画面解像度とリフレッシュレート PC 用のモニターを選択する際には考慮すべき技術仕様が様々あります。ディスプレイ解像度は、画面上に配置できる情報量を大きく左右し、リフレッシュレートはその画像が更新される頻度を決定します。 画面解像度とリフレッシュレートが高ければ高いほど、より多くのグラフィック・データをモニターに送る必要があります。これらの情報伝達量は、主に使用するディスプレイ出力ポートの帯域幅(DisplayLink 技術による出力の場合では、圧縮ビデオデータを USB データとして送信するために必要な帯域幅)によって制限されます。 4K@60Hz 解像度に関する注意点 画面解像度 画像の出典:CC ASA 3.0下でライセンスされたウィキペディア情報 ディスプレイの解像度は様々な方法で表現...
TBT3-UDV ドッキングステーションは、私の PC システムを充電できますか?
Thunderbolt 3 対応システムであっても、搭載された Thunderbolt 3 ポートから給電や充電できるかどうかはそのシステムによって異なります。 もしシステムへの給電をサポートしている Thunderbolt 3 ポートに接続されると、このドッキングステーションは最大 60W でシステムへの給電や充電ができます。このとき、ドッキングステーションの背面にあるコンピュータ・アイコンのついている Thunderbolt 3 ポートと、システム側の給電対応の Thunderbolt 3 ポートを接続してください。間違ったポート(周辺機器用の Thunderbolt 3 ポート)に接続すると給電はできません。 もしシステムへの給電に非対応(例:他の専用充電ポートがある、など)のシステム...
[macOS] Plugable 社 DisplayLink 技術使用製品と macOS のサポートについて
いくつかの予め留意するべき制限項目がありますが、Plugable 社の DisplayLink 製品は macOS をサポートしています。Mac システムで該当製品の購入をご検討の際は、当記事を最後までお読みになることをお勧めします。 DisplayLink 製品で使用されているチップセットを開発し、デバイス・ドライバーを提供している DisplayLink 社によってリリースされた macOS ドライバーには 2 つの異なるバージョンがあります。それぞれ、mac OS の従来からのカーネル拡張を使用する「レガシー(既存カーネル拡張)」バージョンと、 macOS 11 の新しいアーキテクチャーに基づいた、カーネル拡張に依存しない「DisplayLink Manager」アプリケーションです。両...
[Windows] Silicon Motion 技術を使った USB ドッキングステーションやグラフィックアダプターが正しく機能しない
もし Plugable 社製の Silicon Motion 技術を使用した機器(ドッキングステーションやグラフィック変換アダプター)が正しく機能しないとき、多くの場合は一度その機器を PC から取り外し、「デバイスドライバのクリーン・インストール」をすると問題が解決することがあります。 その際は、もしドッキングステーションなのであれば本体から AC 電源アダプターを取り外すこと、その時点で Plugable 社が推薦する最新のドライバを導入することが合わせて必要です。下記の手順を実行してください。 Plugable USB ドッキングステーションまたはグラフィックアダプターを、PC から取り外します。AC 電源アダプターがついている製品ではこれも本体からとりはずします。ドッキングステーション...
Silicon Motion USB グラフィック製品で接続したモニターで、ノート PC のモニタのようにはっきり表示できない
Silicon Motion 技術は、Windows では Silicon Motion社製デバイス・ドライバ、macOS では Silicon Motion 社製 macOS InstantView ソフトウェアにより、USB 接続で変換アダプターに画像データを送受信して「仮想デスクトップ」画像を生成します。これらのピクセルは、アダプター内の Silicon Motion チップによってレンダリングされ、モニターにビデオ画像が送信されます。 グラフィック表示のための大量データをUSB 経由で効率よく送受信するために、デバイス・ドライバーはデータを圧縮し、処理し、解凍します。このような処理のため、Silicon Motion 技術による変換アダプターやドッキングステーションを使用すると、一...
Silicon Motion グラフィック製品経由で接続したモニタが、Intel、NVIDIA、AMD/ATI 社が提供するグラフィック・ユーティリティで認識されない
Intel、NVIDIA、AMD/ATI 社などが提供するグラフィック・ユーティリティは、それぞれのメーカーが提供するグラフィックチップが管理するモニターだけで機能するよう作られています。したがって、Silicon Motion 技術による USB グラフィック変換アダプターやドッキングステーション経由で表示されるモニターを認識できません。 したがって Silicon Motion 経由のモニター管理が必要な場合は、Windows や macOS 内蔵のグラフィック管理機能を使う必要があります。例えば Windows システムでは「ディスプレイ設定(Windows 10)」、「スクリーン解像度(Windows 8.1)」などです。どちらも、デスクトップの何もない場所で右クリックするとコンテキ...
DisplayLink グラフィック製品経由で接続したモニタが、Intel、NVIDIA、AMD/ATI 社が提供するグラフィック・ユーティリティで認識されない
Intel、NVIDIA、AMD/ATI 社などが提供するグラフィック・ユーティリティは、それぞれのメーカーが提供するグラフィックチップが管理するモニターだけで機能するよう作られています。したがって、Silicon Motion 技術による USB グラフィック変換アダプターやドッキングステーション経由で表示されるモニターを認識できません。 したがって、そのようなモニタの管理が必要な場合は、Windows や macOS 内蔵のグラフィック管理機能を使う必要があります。例えば Windows システムでは「ディスプレイ設定(Windows 10)」、「スクリーン解像度(Windows 8.1)」などです。どちらも、デスクトップの何もない場所で右クリックするとコンテキストメニューの中から選択で...
[macOS] バージョン 10.15 および 11 Big Sur のシステムへ DisplayLink Manager アプリケーションを導入する手順
注:自分のシステムに導入された macOS バージョンを確認したい場合は、メニューバー内の「アップルアイコン」をクリックし、「この Mac について」をクリックします。新しく開いたウィンドウ内に、macOS バージョンが表示されます。 DisplayLink macOS 用ドライバについては、こちらの記事も参照してください。 「Plugable 社 DisplayLink 技術使用製品と macOS のサポートについて」 このページでは、「DisplayLink Manager グラフィックス・コネクティビティ」アプリケーションを使ってドライバを導入し構成する手順を説明します。 DisplayLink Manager グラフィックス・コネクティビティ アプリケーション導入手順 1.Displa...
[Windows] Google Sketchup などの OpenGL を使用するアプリケーションが、Silicon Motion グラフィック製品経由のモニタで正しく表示されない
Silicon Motion USB グラフィック技術に基づくドッキングステーションやディスプレイ変換アダプターのグラフィック処理は、ホスト PC 側の CPU および GPU 機能に依存して外部モニタ表示用のデータを生成する、「仮想」グラフィックスです。 しかしまれに、OpenGL 技術を使用してディスプレイに表示する画像を描画する Windowsアプリケーションが、その OpenGL 関連のタスクを本来送信すべき PC 内蔵の「物理的な」GPU ではなく、Silicon Motion 製品内蔵の仮想グラフィックスアダプタ(Silicon Motion チップ)に送信しようとすることがあります。 Silicon Motion チップセットは OpenGL をサポートする物理 GPU ではない...
[Windows] Google Sketchup などの OpenGL を使用するアプリケーションが、DisplayLink 技術によるグラフィック製品経由のモニタで正しく表示されない
DisplayLink USB グラフィック技術に基づくドッキングステーションやディスプレイ変換アダプターのグラフィック処理は、ホスト PC 側の CPU および GPU 機能に依存して外部モニタ表示用のデータを生成する、「仮想」グラフィックスです。 しかしまれに、OpenGL と呼ばれるテクノロジを使用してディスプレイに表示される画像を描画する Windowsアプリケーションが、OpenGL 関連のタスクを本来送信すべき PC 内蔵の「直接的な」GPU ではなく、DisplayLink 製品内蔵の仮想グラフィックスアダプタ(DisplayLink チップ)に送信しようとすることがあります。 DisplayLink チップセットは OpenGL をサポートする物理 GPU ではないため、結果と...
DisplayLink 製品用デバイス・ドライバを企業環境に導入する方法について
Plugable 社は様々な DisplayLink 製品を製造販売していますが、デバイス・ドライバは DisplayLink 社(現在は親会社 Synaptics 社)が提供しています。Synaptics 社のデバイス・ドライバページ(英語)は、こちらです。 このウェブサイトには DisplayLink 関連のナレッジベース(英語)があり、企業環境へのデバイス・ドライバ導入方法やオプションについては「Corporate Deployment(企業によるデプロイメント)」のセクションで様々な情報を参照できます。 Plugable 社は、このような「企業向けのドライバ導入方法」についてはサポートをしておりませんのでどうぞご了承ください。 もしこのような導入についてサポートが必要な場合は、Disp...
DisplayLink または Silicon Motion 技術を使った製品で、コピープロテクトや暗号化されたビデオコンテンツの再生ができない
Plugable 社製の DisplayLink および Silicon Motion 技術を使用した USB グラフィック変換アダプタまたは USB ドッキング・ステーションは、「コピー防止または暗号化された動画コンテンツ」の再生に対応しておらず、製品紹介ページやアマゾン製品ページにてそれを明記しています。 コピー保護された動画コンテンツを視聴したい場合は、DisplayLink および Silicon Motion 技術を使用した Plugable 社製品を使用しないでください。 1.コンテンツの例 「コピー防止または暗号化された動画コンテンツ」の例としては、以下のようなものがあります。 Blu-ray ディスクなど、HDCP(高画質デジタル・コンテンツ保護 High-bandwidth ...
[Windows] DisplayLink 技術を使用したホットデスク環境
1. ホットデスク環境とは ホットデスクとは、「同じデスクを、異なる人が異なる時間帯に使用するワークスペース」環境のことです。 多くの人が在宅勤務を経験する時期を経て、企業ではコワーキングやフレキシブル・ワークステーションの導入が進んでいます。共用ディスプレイやドッキングステーションのあるスペース、つまりホットデスク環境を一定数確保し設置しておき、各社員は自身に提供されたラップトップを持参して、好きな席を選びケーブルを接続するだけで、簡単に仕事を開始できるようになりました。企業側は、常駐するわけではない社員のための固定的なスペースを用意する必要がなくなり、諸費用を削減することができます。 課題: 通常、ノート PC に初めて外部モニタが接続されると、Windows は内蔵ディスプレイ(ノート ...
[Windows] ホットデスク環境で DisplayLink ディスプレイ・プロファイルを利用する
ホットデスク環境と「DisplayLink ディスプレイ・プロファイル」に関する概要は、こちらの関連記事を参照してください。 この記事では、Plugable 社製の DisplayLink ベースのドッキングステーションと、DisplayLink 社が提供する管理ツールを利用して、ホットデスク環境を構築・管理する手法をご紹介しています。 注:Plugable 社は、この企業用ホットデスク環境の利用について技術的なサポートは行っていません。導入に必要な包括的な情報は、DisplayLink 社のウェブサイト(英語)を参照してください。 下記にディスプレイプロファイルをプログラムするために必要な手順について説明します。 a. 技術要件: 下記の要件を満たした機器が必要になります。 Windows ...
USB 3.0 ハブや USB 3.0 延長ケーブルと USB ワイヤレス製品間の問題について
Plugable 社は、Bluetooth や WiFi、他のワイヤレスレシーバーを USB 2.0 に接続し、PC 本体や USB ハブに搭載された USB 3.0 (USB 3.1 Gen 1 または USB 3.2 Gen 1 と表記されることもある)ポートには接続しないように推奨しています。USB 3.x(最大転送速度 5Gbps) ポートは USB 2.0 よりも約 10 倍高速なのにもかかわらず、なぜ USB 2.0 ポートを使用した方が良いのでしょうか。 まず、通常の場合 Bluetooth やワイヤレス製品のレシーバーは、USB 2.0 の転送速度にしか対応していません。したがってもし USB 3.x のポートに接続したとしても、転送速度は USB 2.0 のままなので特にメリ...
Plugable 社製ドッキングステーションに、120Hz や 144Hz などの高リフレッシュレート対応モニタを接続できますか?
Plugable 社製のドッキングステーションは、120Hz や 144Hz などの高リフレッシュレートには公式には対応していません。それぞれの技術仕様に記載がありますが、製品や搭載したポートのバージョン等によって 30Hz や 60Hz まで、という制限があります。 まず前提として、DisplayLink または Silicon Motion 技術(USB グラフィック技術)を採用した Plugable 社製の USB 3.0 デュアル・グラフィック変換アダプタや USB Type-C トリプル・ディスプレイ・ドッキングステーションの場合、それぞれの USB グラフィックチップセット自体の制限により、リフレッシュレートは 60Hz までです。 60Hz より高いリフレッシュレートでモニタ接続...
Plugable 社のドッキングステーション付属の PC 接続用ケーブルの長さが足りない、あるいはケーブルに問題がある
1.ドッキングステーションに同梱されている USB ケーブル Plugable 社製ドッキングステーションには USB ケーブルが付属しています。USB ケーブルは標準化された技術に基づいているため、もしも長さが不足していたり、ケーブルのみに問題が起きた場合は同梱のケーブル以外でも使用できます。ただし、下記の注意点について理解したうえで他ケーブルを利用してください。 USB Type-A コネクタのついた USB ケーブルが同梱されている場合、そのドッキングステーションは 「USB Type-A (USB 3.0)ポートしかない、あるいは USB-C ポートは搭載されているがそのポートが『DisplayPort 代替モード(グラフィック出力機能)』に非対応の PC システム」に接続して使用でき...
ワイヤレスマイクやキーボードが、USB ハブと一緒に使用すると正しく動かない
ワイヤレス・マイクやキーボードのレシーバーは、多くの場合 2.4Ghz の電波帯域で機能するタイプのものです。このようなワイヤレス・レシーバーと USB 3.0 機器(Plugable 社製に限らず、USB 3.0 規格に則った機器であればどれでも)が至近距離で駆動すると相互に電波干渉が起き、機能やパフォーマンスに影響を与えることがあります。 この問題を回避するためには、USB 3.0 ハブやシステムの USB 3.0 ポートには、あえて USB 2.0 ケーブルを使ってワイヤレス・レシーバーを接続するようにしてください。 この問題については、こちらの関連記事も参照してください。 USB 3.0 ハブや USB 3.0 延長ケーブルと USB ワイヤレス製品間の問題について...
Plugable 社製 USB Type-C トリプル 4K ドッキングステーションの 2 つのバージョンについて
Plugable 社の USB-C トリプル 4K ディスプレイ・ドッキングステーション(縦置きタイプ)には、2つの異なるバージョンがあります。 A. 第一世代 日本で 2018年から 2022 年まで販売されている「USB Type-C トリプル 4K ドッキングステーション(UD-ULTC4K-JP)は、下記のポートを搭載しています。 前面: USB-C ポート(5Gbps、追加の USB-C デバイス接続用)x 1 USB 3.0 ポート(5Gbps)x 1 音声入力(3.5mm)x 1 音声出力(3.5mm)x 2 背面: DisplayPort 1.2(DisplayLink)x 2 HDMI 1.4(DisplayPorty代替モード)x 1 USB 3.0 ポート(5Gbps)...
DisplayLink や Silicon Motion 技術により実装されたポートと、「代替モード MST」グラフィックポートはどう違うのですか?
『DisplayLink や Silicon Motion 技術』により実装されているグラフィック出力ポートは、USB 3.0 プロトコルを使ってシステムとデータ通信しています。DisplayLink または Silicon Motion チップによって仮想グラフィックを構築し、システムに内蔵された GPU の制限を超えた台数の外部モニタを接続するのを可能にする技術です。 このようなグラフィック技術を使用するには、そのチップセット用のデバイス・ドライバがシステムに導入されて適切に構成され、機能していなければなりません。DisplayLink および Silicon Motion 用のデバイスドライバは、Plugable 社ウェブサイトの「デバイス・ドライバ」ページからダウンロードできます。 D...
PC にドッキングステーションを接続するのに、同梱ケーブルより長いケーブルを使うことはできますか?
Plugable 社は、USB-C 接続のドッキングステーションや USB ハブなどのデバイスをシステムに接続する際には、可能な限り同梱されてきた USB-C ケーブルを使用することを推奨しています。これにより最も広い互換性と性能を確保することができるからです。しかし、セットアップ環境により、どうしても長いケーブルが必要になることがあります。 同梱されたケーブルを使わずにより長いケーブルを別途ご購入される場合には、そのケーブルがドッキングステーションや USB デバイスの最低要件を満たしていることを確認してから、使用してください。 USB-IF(USB 技術規格策定団体) の仕様では、USB バージョンごとの USB-C ケーブルの最大長は下記の表のように規定されています。例えば USB 2....
[macOS] USB-C ドッキングステーションを使用している時に、動画配信コンテンツの表示ができない
概要 多くの動画配信サービスでは、表示をするためにはその構成要素の全てが HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection 大容量デジタルコンテンツ保護)機能に対応した機器でなければなりません。HDCP の詳細についてはこちら(「HDCP について」)の記事で解説しています。 当社の複数の外部モニタ接続に対応した USB-C ドッキングステーションには、USB グラフィック技術である DisplayLink や Silicon Motion チップが採用されているモデルがあります。このような機器を Mac システムで使用するためには、macOS 側の設定で「画面録画」を有効にする必要があり、これによって HDCP ビデオ再生がシステム全体で無効になり...
[macOS] Plugable 製品に搭載された有線イーサネットポートが正しく機能しなくなった場合の対処法
重要な注意: この記事は高度な問題判別および解決手法について説明したものです。もし macOS を含む Apple 社製品のシステムファイル等を手動で変更することに慣れている場合にのみ、このページ内の手順を実施してください。これまで手動で構成ファイル変更をしたことがない、macOS に関する知識が全くないなどの場合には、このページ内容を実行することはお勧めできません。 また、手順の多くは Mac システム上で管理者権限を持ったアカウントでログオンし実行する必要があります。もし詳細について追加情報が必要な場合には、Plugable サポート nihongo@plugable.com にご連絡ください。 概要 Mac システムに外部接続した USB 機器のイーサネットが、以前は問題なく動作していた...
[Windows] DisplayLink 技術によるグラフィック製品使用時に、電源プランを最適化する手順
前提条件 この記事は下記のシステム構成についての情報です。 オペレーティングシステム: Windows 10 および Windows 11 製品: DisplayLink チップセットを搭載した、Plugable 社製ドッキングステーションおよびグラフィック変換アダプター この作業は、Windows 画提供するコマンドプロンプト(または Windows ターミナル)を使用します。結果としていくつかの Windows 規定値の設定や動作を変更することになるため、Windows OS に精通したユーザーが実行することを想定しています。この作業を行う前にシステムのバックアップを取得し、問題が生じたときには前の環境に戻せるようにしておいてください。 電源プランとは? Windows 10 以降のシステ...
[Windows] DisplayLink 機器を使って外部接続したモニタが、断続的に点滅したり、チラついたり、リセットされたりする
Plugable 社製の DisplayLink 機器(USB ドッキングステーションやグラフィック変換アダプタ)を使って外部接続しているモニタが、断続的に点滅したり、チラついたり、リセット(一度消えて再表示)されたりすることがあります。結果として、アクティブなアプリケーションが他の外部モニタ上に移動するなどの影響があります。 よくある原因 Windows 10/11 システムでこのようなことが起こる一般的な原因として、グラフィックスコントローラ(GPU)用または DisplayLink 機器用のデバイス・ドライバが古いことがあります。Windows 10/11 環境で Windows Update が有効な場合、DisplayLink 用デバイスドライバが自動的に導入されますが、そのバージョ...
[macOS] DisplayLink Manager アプリケーションを導入しようとした際に、「予期しないエラー」が発生する
Mac システムで DisplayLink 技術を使用した Plugable グラフィック製品を使用するには、「DisplayLink Manager」アプリケーションを手動で導入する必要があります。このアプリケーションの導入自体にはほとんど問題が起きることはありませんが、まれにエラーが発生し正しく終了できないことがあります。 一例として、「エラーによってインストールできませんでした。ソフトウェアの製造元に問い合わせてください。」などのエラーメッセージが表示されます。 この原因には、以前のバージョンの DisplayLink Manager アプリケーションを導入した際に何らかの理由でインストールが正しく終了しておらず、壊れたモジュールなどが残っていて、それが「予期しないエラー」を引き起こして...
[macOS] Apple Silicon チップ(M1/M2/M3 など)搭載 Mac システムに接続した Plugable 製 ドッキングステーションが、正しく認識されない
注:この問題は Apple Silicon チップ(M1/M2/M3 など)を搭載した Mac システムに固有の問題です。Intel チップ搭載の Mac システムでは発生しません。 macOS のバージョン 11 が 2021 年 1 月に更新されましたが、その後『Mac M1、M1 Pro、M1 Max チップ搭載システム(MacBook Air、MacBook Pro、Mac Mini、iMac、Mac Studio の該当モデル)』で「Plugable トリプルモニタードッキングステーション(UD-ULTC4K、UD-ULTCDL、UD-6950PDZ など)」を使用しているユーザーの方々から、「システム再起動後、電源オフ後に再度オン、あるいはスリープモードから復帰した際に、ド...
MST 機能について
MST とは? MST は「マルチストリーム・トランスポート(Multi-Stream Transport)」のことで、VESA が規定する DisplayPort 技術に含まれる機能です。MST 機能を使うと、1 つの DisplayPort 出力ポートから複数の非圧縮グラフィックデータが転送される(マルチプレキシング multiplexing)ため、複数のモニタを接続することが可能になります。この MST 機能は、現在下記のグラフィック出力ポートで使用できます。 DisplayPort Mini DisplayPort Thunderbolt 3 / Thunderbolt 4 DP 代替モードに対応した USB-C ポート MST には 2 つの接続タイプがあります。1 つは「デイジー...
UDS-7IN1 ドッキングステーションと Samsung DeX 対応デバイスを接続する手順
この記事では、Samsung DeX 対応デバイス(Android 機器)と Plugable UDS-7IN1 ドッキングステーションの接続およびセットアップの手順について説明します。これらの手順は、DisplayPort 代替モード(DP 代替モード)対応の USB-C ポートを搭載するほとんどのデバイスに適用することができます。 お使いの Android 機器搭載の USB-C ポートが「DP 代替モード」に対応しているかどうかは、Android 機器の製造メーカーにご確認ください。 ここでは、Samsung UI 5.0 と Android 13 以上を搭載したデバイスを元に説明しています。 Samsung DeX 対応デバイスと UDS-7IN1 ドッキングステーションの接続 1...
Plugable 社製 USB-C トリプルディスプレイ・ドッキングステーションは、デスクトップ PC で使用することはできますか?
この情報は、下記の Plugable 社製「トリプル・ディスプレイ対応 USB-C ドッキングステーション」について述べたものです。 UD-6950PDZ:Plugable 12-in-1 USB-C トリプル 4K ディスプレイ・ドッキングステーション UD-ULTC4K:Plugable USB-C トリプル 4K ディスプレイ・ドッキングステーション UD-ULTCDL:Plugable USB-C トリプル・ディスプレイ・ドッキングステーション UD-3900PDH:Plugable 14-in-1 USB-C トリプル・ディスプレイ・ドッキングステーション これらのドッキングステーションは、主にノート PC で使用することを想定して販売されています。この記事では、その理由...
UDS-7IN1 ドッキングステーションと iPadOS または macOS ステージマネージャ対応デバイスを接続する手順
「ステージマネージャ」は、iPad バージョン16 以降、macOS Ventura 13 以降に搭載されている、新しいウィンドウ管理機能です。これを使用すると、Plugable UDS-7IN1 ドッキングステーション経由で接続された外部モニタ上の、複数のアプリケーション・ウィンドウをリサイズしたり位置を簡単に変える、オーバーラップさせるなどが簡単にできます。 ステージマネージャについての詳細は、Apple 社の情報を参照してください。 iPad でステージマネージャのオン/オフを切り替える Mac でステージマネージャを使って App やウインドウを整理する また、Plugable UDS-7IN1 ドッキングステーションを接続した環境でステージマネージャを使用すると、接続した外部モニタ自...
USBC-11IN1E マルチポートハブから電源が供給されない
「Plugable USB-C 11-in-1 マルチポートハブ(USBC-11IN1E)」は、パススルー充電機能により接続されたシステムを充電することができます。このようにホストシステムへ給電するには、「パススルー充電用の USB-C ポート」に接続され、また電源アダプタが「PD 充電対応」であり、かつそのシステムの要求するのと同等かそれ以上の電力能力を持っている必要があります。(同時に、グラフィック出力機能「DP 代替モードにも対応していることが必要です。) 注: ご自分が使っているホスト PC システムがどれだけの電力要件を持つのかは、そのシステムの製造メーカーにご確認ください。 USBC-11IN1E ハブには 2 つの USB-C ポートが搭載されています。ギガビット・イーサネットポ...
UDS-7IN1 ドッキングステーションを iPadOS 機器で使用時に、FaceTime や Skype の音声入出力先変更に制限がある
症状 iPadOS 機器に UDS-7IN1 ドッキングステーションを接続し、その 3.5mm 音声ジャックに有線ヘッドホンやヘッドセットおよびマイクを使用するような環境において、通話用アプリケーション(FaceTime や Skype)の音声入出力先を選択できない、と言う症状が報告されています。 この問題は、Apple 社が提供する通話用アプリケーション側の音声変更機能に制限があることに起因しています。 この問題は、Plugable UDS-7IN1 ドッキングステーションに固有の問題ではなく、他社製の同等製品でも報告されています。 問題が発生するアプリケーション FaceTime Skype Siri も影響を受ける可能性があります。 **この問題は、Apple 社以外が提供する通話...
Plugable 社製 USB Type-C トリプル ディスプレイ・ドッキングステーションの 2 つのバージョンについて
Plugable 社 UD-ULTCDL トリプル ディスプレイ・ドッキングステーションは 2016 年に販売開始し、2023 年 5月まで販売されました。このオリジナルのモデルには下記ポートが搭載されています。 USB-C ポート(5Gbps)x 1 - ドッキングステーション前面 音声入力ポート(3.5mm)x 1 音声出力ポート(3.5mm)x 1 HDMI 1.3 (DisplayLink)x 1 シングルリンク DVI(DisplayLink、VGA 変換可) x 1 HDMI 1.4(DisplayPort 代替モード)x 1 USB 3.0 ポート(5Gbps)x 4 - 前面に 1、背面に 3 ギガビット・イーサネットポート x 1 ホスト接続用 USB-C ポート(PD ホス...
USBC-6950PDZ ドッキングステーションは、電源を接続せずに使用できますか?
はい、このミニ・ドッキングステーションは、電源を接続せずにバスパワー機器として使用することが可能なように設計されています。しかし、可能であれば PD 充電規格対応の USB-C 電源アダプタを接続して使用することをお勧めします。 この製品をバスパワー機器として使用している際に、USB ポートに別のバスパワー機器をさらに接続すると、この USBC-6950PDZ 自体および他の機器の消費電力の合計が PC システムの USB-C ポートが供給できる最大の電力(15W または 30W)を超えてしまい、正しく機能しない場合があります。 特に、バスパワーの外部記憶域装置(外部接続ハードディスクや、NVMe SSD ドライブなど)のように消費電力が高く、安定した電源供給が重要なデバイスの場合は、パス...
USBC-6950PDZ ドッキングステーションとワイヤレスマウスやキーボードを使っていると、入力時にラグを感じます。どうすれば解決できますか?
この USBC-6950PDZ ドッキングステーションは、PC とのデータ通信に USB 3.0 プロトコルを使用しています。このような USB 3.0 機器と一部のワイヤレス製品はまれに、一緒使用すると電波の競合により動作に問題が出ることがあります。根本的な原因は USB 3.0 とワイヤレス機器がどちらも 2.4~2.5Ghz の電波帯を利用することであり、このドッキングステーションや Plugable 製品だけに発生するものではありません。 これを回避するには、「ワイヤレス製品のレシーバーと USB 3.0 機器を物理的に離して置く」、「ワイヤレスレシーバーを USB 2.0 ケーブルを介して接続することで、強制的に USB 2.0 機器として使う」などが知られています。 詳細につい...
ドッキングステーション内蔵ハブの USB ポートをリセット(パワーサイクリング)する
USB ドッキングステーションを使用時に、搭載されている USB ポートが正しく動作しなくなることがあります。このような状況になると、USB ポートに接続したデバイスやドッキングステーション自身を、コンピュータが全く認識しないという状況になります。 このような時の一般的な対応方法は、ドッキングステーションを「パワーリサイクル」して、内蔵のハブチップセットをリセットすることです。これにより USB ポートが再度正しく機能し始めることがあります。内蔵ハブのチップセットを完全にリセットするには、特定の順序で手順を実行することが重要です。下記の手順に従ってください。 USB デバイスをドッキングステーションから取り外す USB ドッキングステーションを、コンピュータから取り外し、ドッキングステ...
[macOS] Mac システムがスリープまたは起動した後に、外部モニタが検出されない
モニタが検出されない原因 Mac システムに「入力ソースを自動検出」するよう設定してある外部モニタを接続していると、システムがスリープ後に復帰した際にモニタが検出されない、という問題が起きることがあります。この「入力ソースを自動検出」する機能の名称はモニタの製造元によって異なりますが、「自動選択」「自動検出」「自動ソース」など、名称に「自動」とついていることが多いです。 このような「自動検出」機能がオンになっていると、モニタからの接続通知がシステム側へ送信されるのに通常より時間がかかり、問題が生じることがあります。モニタと macOS とのモニタ間交渉(モニタが接続されていることを通知する手続き)が、この自動入力ソース検出により生じる遅延によってタイムアウトしてしまうことがあるからです。結...
USB-C DisplayPort 代替モード(Alt モード)について
USB-C DisplayPort 代替モードとは USB-C は、USB-IF 標準規格団体による新しい物理形状についての規格で、既存の物理形状とは異なり「電力供給、データ転送、ビデオデータ送信」などの幅広い機能をサポートする非常に多用途なインターフェースです。「USB-C DP 代替モード」はこの多用途性を活用して、もともと備わっている高速データ用ラインを、グラフィックデータ送信用ラインとして代用するものです。全ての USB-C に備わっているわけではなく、オプション機能であることに留意してください。 周辺機器側である多くの USB-C ドッキングステーションやハブがこの DP 代替モード機能をサポートしていますが、この機能を活用するにはホストシステム側が代替モードをサポートしている必...
Plugable 社製 USB Type-C トリプル 4K ドッキングステーションの 2 つのバージョンについて
Plugable 社の USB-C トリプル 4K ディスプレイ・ドッキングステーション(縦置きタイプ)には、2つの異なるバージョンがあります。 A. 第一世代 日本で 2018年から 2022 年まで販売されている「USB Type-C トリプル 4K ドッキングステーション(UD-ULTC4K-JP)は、下記のポートを搭載しています。 前面: USB-C ポート(5Gbps、追加の USB-C デバイス接続用)x 1 USB 3.0 ポート(5Gbps)x 1 音声入力(3.5mm)x 1 音声出力(3.5mm)x 2 背面: DisplayPort 1.2(DisplayLink)x 2 HDMI 1.4(DisplayPorty代替モード)x 1 USB 3.0 ポート(5Gbps)...
Plugable 社のドッキングステーション付属の PC 接続用ケーブルの長さが足りない、あるいはケーブルに問題がある
1.ドッキングステーションに同梱されている USB ケーブル Plugable 社製ドッキングステーションには USB ケーブルが付属しています。USB ケーブルは標準化された技術に基づいているため、もしも長さが不足していたり、ケーブルのみに問題が起きた場合は同梱のケーブル以外でも使用できます。ただし、下記の注意点について理解したうえで他ケーブルを利用してください。 USB Type-A コネクタのついた USB ケーブルが同梱されている場合、そのドッキングステーションは 「USB Type-A (USB 3.0)ポートしかない、あるいは USB-C ポートは搭載されているがそのポートが『DisplayPort 代替モード(グラフィック出力機能)』に非対応の PC システム」に接続して使用でき...
Thunderbolt 3 や USB-C ドッキングステーションをシステムに接続する際のケーブル長について
注意:ここに書かれた情報は、Thunderbolt 3 ケーブルに当てはまりますが、Thunderbolt 4 ケーブルには当てはまらないことがあります。 Thunderbolt 3 システムとドッキングステーションなどの周辺機器を接続する場合、Plugable 社の製品に同梱されているケーブルよりも長いケーブルを使用する必要が生じることがあります。しかし、何らかの理由で 製品に同梱されているケーブル以外を使用するときには、非常に重要な注意点があります。 Thunderbolt 3 の技術仕様上、40 Gbps データ転送速度をサポートする「パッシブ」タイプの Thunderbolt 3 ケーブルは、現状では 80cm までの長さに制限されています。これは、40 Gbps という超高速データ転...
[Windows] Iris Xe チップ使用 PC で Windows Update または Intel グラフィックドライバーを更新後に、DisplayLink グラフィック製品が正しく機能しない
2022年5月: この問題は、Intel 社が提供する最新の Iris Xe 用ドライバを適用することで解決しています。ドライババージョンが 30.0.xxx 以上であることを確認してください。 下記が、現時点で該当の DisplayLink チップセットを使用している Plugable 製品です。 ドッキングステーション UD-ULTC4K UD-6950 UD-6950H (日本未発売) UD-6950Z (日本未発売) グラフィックアダプター UGA-4KHDMI UGA-4KDP USBC-6950U USBC-6950UE 2021年4月22日: Intel 社が Iris Xe チップ用に公開したグラフィック・ドライバのバージョン 27.20.100.9466...
PC にドッキングステーションを接続するのに、同梱ケーブルより長いケーブルを使うことはできますか?
Plugable 社は、USB-C 接続のドッキングステーションや USB ハブなどのデバイスをシステムに接続する際には、可能な限り同梱されてきた USB-C ケーブルを使用することを推奨しています。これにより最も広い互換性と性能を確保することができるからです。しかし、セットアップ環境により、どうしても長いケーブルが必要になることがあります。 同梱されたケーブルを使わずにより長いケーブルを別途ご購入される場合には、そのケーブルがドッキングステーションや USB デバイスの最低要件を満たしていることを確認してから、使用してください。 USB-IF(USB 技術規格策定団体) の仕様では、USB バージョンごとの USB-C ケーブルの最大長は下記の表のように規定されています。例えば USB 2....
[macOS] Apple Silicon チップ(M1/M2/M3 など)搭載 Mac システムに接続した Plugable 製 ドッキングステーションが、正しく認識されない
注:この問題は Apple Silicon チップ(M1/M2/M3 など)を搭載した Mac システムに固有の問題です。Intel チップ搭載の Mac システムでは発生しません。 macOS のバージョン 11 が 2021 年 1 月に更新されましたが、その後『Mac M1、M1 Pro、M1 Max チップ搭載システム(MacBook Air、MacBook Pro、Mac Mini、iMac、Mac Studio の該当モデル)』で「Plugable トリプルモニタードッキングステーション(UD-ULTC4K、UD-ULTCDL、UD-6950PDZ など)」を使用しているユーザーの方々から、「システム再起動後、電源オフ後に再度オン、あるいはスリープモードから復帰した際に、ド...
Plugable 社製 USB-C トリプルディスプレイ・ドッキングステーションは、デスクトップ PC で使用することはできますか?
この情報は、下記の Plugable 社製「トリプル・ディスプレイ対応 USB-C ドッキングステーション」について述べたものです。 UD-6950PDZ:Plugable 12-in-1 USB-C トリプル 4K ディスプレイ・ドッキングステーション UD-ULTC4K:Plugable USB-C トリプル 4K ディスプレイ・ドッキングステーション UD-ULTCDL:Plugable USB-C トリプル・ディスプレイ・ドッキングステーション UD-3900PDH:Plugable 14-in-1 USB-C トリプル・ディスプレイ・ドッキングステーション これらのドッキングステーションは、主にノート PC で使用することを想定して販売されています。この記事では、その理由...
UD-6950PDZ ドッキングステーションのイーサネット速度に関する問題
UD-6950PDZ ドッキングステーションのユーザーの方々から、イーサネットポートを使用する際にネットワークの問題があるとの報告がされています。症状としては、コンピューターがローカルネットワークに接続できないか、ネットワークのパフォーマンスが遅い、というものです。 調査の結果、この問題は初期に製造された製品の一部で発生することのある問題(すべてのユニットで発生するわけではありません)とわかりました。ドッキングステーションシリアル番号が「3250、3364」のいずれから始まる製品の一部では、問題が起きる可能性があります。一方、シリアル番号が「3364」より上の番号から始まる製品ではこの問題は解決しています。 シリアル番号が上記の 4 つの番号から始まるユニットをご利用で、ネットワークの問題が起...
Plugable 社のドッキングステーション付属の PC 接続用ケーブルの長さが足りない、あるいはケーブルに問題がある
1.ドッキングステーションに同梱されている USB ケーブル Plugable 社製ドッキングステーションには USB ケーブルが付属しています。USB ケーブルは標準化された技術に基づいているため、もしも長さが不足していたり、ケーブルのみに問題が起きた場合は同梱のケーブル以外でも使用できます。ただし、下記の注意点について理解したうえで他ケーブルを利用してください。 USB Type-A コネクタのついた USB ケーブルが同梱されている場合、そのドッキングステーションは 「USB Type-A (USB 3.0)ポートしかない、あるいは USB-C ポートは搭載されているがそのポートが『DisplayPort 代替モード(グラフィック出力機能)』に非対応の PC システム」に接続して使用でき...
PC にドッキングステーションを接続するのに、同梱ケーブルより長いケーブルを使うことはできますか?
Plugable 社は、USB-C 接続のドッキングステーションや USB ハブなどのデバイスをシステムに接続する際には、可能な限り同梱されてきた USB-C ケーブルを使用することを推奨しています。これにより最も広い互換性と性能を確保することができるからです。しかし、セットアップ環境により、どうしても長いケーブルが必要になることがあります。 同梱されたケーブルを使わずにより長いケーブルを別途ご購入される場合には、そのケーブルがドッキングステーションや USB デバイスの最低要件を満たしていることを確認してから、使用してください。 USB-IF(USB 技術規格策定団体) の仕様では、USB バージョンごとの USB-C ケーブルの最大長は下記の表のように規定されています。例えば USB 2....
[macOS] Apple Silicon チップ(M1/M2/M3 など)搭載 Mac システムに接続した Plugable 製 ドッキングステーションが、正しく認識されない
注:この問題は Apple Silicon チップ(M1/M2/M3 など)を搭載した Mac システムに固有の問題です。Intel チップ搭載の Mac システムでは発生しません。 macOS のバージョン 11 が 2021 年 1 月に更新されましたが、その後『Mac M1、M1 Pro、M1 Max チップ搭載システム(MacBook Air、MacBook Pro、Mac Mini、iMac、Mac Studio の該当モデル)』で「Plugable トリプルモニタードッキングステーション(UD-ULTC4K、UD-ULTCDL、UD-6950PDZ など)」を使用しているユーザーの方々から、「システム再起動後、電源オフ後に再度オン、あるいはスリープモードから復帰した際に、ド...
Plugable 社製 USB-C トリプルディスプレイ・ドッキングステーションは、デスクトップ PC で使用することはできますか?
この情報は、下記の Plugable 社製「トリプル・ディスプレイ対応 USB-C ドッキングステーション」について述べたものです。 UD-6950PDZ:Plugable 12-in-1 USB-C トリプル 4K ディスプレイ・ドッキングステーション UD-ULTC4K:Plugable USB-C トリプル 4K ディスプレイ・ドッキングステーション UD-ULTCDL:Plugable USB-C トリプル・ディスプレイ・ドッキングステーション UD-3900PDH:Plugable 14-in-1 USB-C トリプル・ディスプレイ・ドッキングステーション これらのドッキングステーションは、主にノート PC で使用することを想定して販売されています。この記事では、その理由...
MST 機能について
MST とは? MST は「マルチストリーム・トランスポート(Multi-Stream Transport)」のことで、VESA が規定する DisplayPort 技術に含まれる機能です。MST 機能を使うと、1 つの DisplayPort 出力ポートから複数の非圧縮グラフィックデータが転送される(マルチプレキシング multiplexing)ため、複数のモニタを接続することが可能になります。この MST 機能は、現在下記のグラフィック出力ポートで使用できます。 DisplayPort Mini DisplayPort Thunderbolt 3 / Thunderbolt 4 DP 代替モードに対応した USB-C ポート MST には 2 つの接続タイプがあります。1 つは「デイジー...
[macOS] UD-3900C4 ドッキングステーションは Intel、M1 Pro、M1 Max チップ搭載の Mac システムで使用できますか?
UD-3900C4 ドッキングステーションを Mac システムで使用することはできますが、拡張モードでは最大 3 台までしか表示できません。この点に留意し、詳細については下記を参照してください。 まず、当ドッキングステーションの HDMI 1、HDMI 2(DisplayLink と記載されたポート)は「DisplayLink チップ、つまり USB 3.0 グラフィック変換機能」を使って表示します。このため、この 2 つのポートが正しく機能するためには、DisplayLink 用デバイス・ドライバを正しく導入し構成する必要があります。 macOS 用の DisplayLink デバイス・ドライバ(DisplayLink Manager アプリケーション)の導入手順については、下記のナレッジベ...
DisplayLink や Silicon Motion 技術により実装されたポートと、「代替モード MST」グラフィックポートはどう違うのですか?
『DisplayLink や Silicon Motion 技術』により実装されているグラフィック出力ポートは、USB 3.0 プロトコルを使ってシステムとデータ通信しています。DisplayLink または Silicon Motion チップによって仮想グラフィックを構築し、システムに内蔵された GPU の制限を超えた台数の外部モニタを接続するのを可能にする技術です。 このようなグラフィック技術を使用するには、そのチップセット用のデバイス・ドライバがシステムに導入されて適切に構成され、機能していなければなりません。DisplayLink および Silicon Motion 用のデバイスドライバは、Plugable 社ウェブサイトの「デバイス・ドライバ」ページからダウンロードできます。 D...
UD-3900C4 ドッキングステーションの MST グラフィックポートに接続した 2 台のモニターが複製モードにしかならないか、どちらか片方しか表示されない
UD-3900C4 ドッキングステーションの HDMI 3 と HDMI 4(Alt Mode MST と記載されたポート)に接続された 2 台のモニタが同じ画面を表示したり(複製モード)、一時点ではどちらか片方しか表示できないことがあります。このような症状は、接続しているシステムの USB-C ポートが「MST(マルチストリームトランスポート)DisplayPort 代替モード」に対応していない場合に起こります。 一例として、Intel または M1 / M2 / M3 チップを搭載した Mac システムは、MST 代替モードに対応していません。このようなシステムに UD-3900C4 ドッキングステーションを接続して HDMI 3 と HDMI 4 ポートにそれぞれモニタを接続しても、複製...
[Windows] UD-3900C4 ドッキングステーションの MST グラフィックポートに接続したモニターだけに、表示の問題がある
UD-3900C4 ドッキングステーションに複数台のモニターを接続している環境で、HDMI 3 と HDMI 4(Alt Mode MST と記載されたポート)に接続されたモニタでだけ、問題が起きることがあります。例えば表示がチラついたり、接続が途切れるなどです。 1. ファームウェア更新による解決 このような症状が発生した場合に、UD-3900C4 ドッキングステーションのファームウェアを更新すると問題を解決できることがあります。 注意:上記の症状は、HDMI 1、HDMI 2(DisplayLink と記載されたポート)に接続したモニタでは発生しません。全ての HDMI ポートや、USB 3.0 ポートなどドッキングステーションの他の部分でも何らかの問題がある場合は別の原因の可能性が高いた...
PC にドッキングステーションを接続するのに、同梱ケーブルより長いケーブルを使うことはできますか?
Plugable 社は、USB-C 接続のドッキングステーションや USB ハブなどのデバイスをシステムに接続する際には、可能な限り同梱されてきた USB-C ケーブルを使用することを推奨しています。これにより最も広い互換性と性能を確保することができるからです。しかし、セットアップ環境により、どうしても長いケーブルが必要になることがあります。 同梱されたケーブルを使わずにより長いケーブルを別途ご購入される場合には、そのケーブルがドッキングステーションや USB デバイスの最低要件を満たしていることを確認してから、使用してください。 USB-IF(USB 技術規格策定団体) の仕様では、USB バージョンごとの USB-C ケーブルの最大長は下記の表のように規定されています。例えば USB 2....
自分の PC システムが MST 対応かを確認する方法
MST(マルチストリーム・トランスポート: Multi-Stream Transport)は DisplayPort 1.2 以降に搭載されている機能です。MST に対応していれば、1 つの DisplayPort からデイジーチェーン接続により複数の外部モニタを表示することができます。 PC システムで「DisplayPort 代替モード対応の USB-C ポート」を搭載しているモデルの場合、DP 1.2 以上に対応しています。この DP 1.2 代替モードは、多くの場合 2 台までの外部モニタ接続ができます。 A. MST で接続可能なモニタ台数と解像度 自分の使用している PC システムが MST 対応かどうかを知るためには、その DisplayPort または USB-C ポートがどの...
UD-3900 ドッキングステーション前面にある青い LED ライトが点滅し、ドッキングステーションが正しく機能しない
UD-3900 ドッキングステーションを使用時にもし充分な電力が供給されていないと、本体の前面にある青い LED が点滅します。下記の点を確認してください。 電源用タップなどが正しく機能していることを確認してください。他のコンセントなどに挿し込むと問題が解消することがあります。 2022 年以前に販売された UD-3900 の電源アダプターのピンは、取り外せるパーツになっています。これがきちんとはまっていることを確認してください。 電源コードが、ドッキングステーション本体にしっかりと刺さっていることを確認してください。 もし問題が解決しない場合は、「アマゾン注文番号」とともに Plugable サポート nihongo@plugable.com までメールでお問い合わせください。...
Plugable 社のドッキングステーション付属の PC 接続用ケーブルの長さが足りない、あるいはケーブルに問題がある
1.ドッキングステーションに同梱されている USB ケーブル Plugable 社製ドッキングステーションには USB ケーブルが付属しています。USB ケーブルは標準化された技術に基づいているため、もしも長さが不足していたり、ケーブルのみに問題が起きた場合は同梱のケーブル以外でも使用できます。ただし、下記の注意点について理解したうえで他ケーブルを利用してください。 USB Type-A コネクタのついた USB ケーブルが同梱されている場合、そのドッキングステーションは 「USB Type-A (USB 3.0)ポートしかない、あるいは USB-C ポートは搭載されているがそのポートが『DisplayPort 代替モード(グラフィック出力機能)』に非対応の PC システム」に接続して使用でき...
UDS-7IN1 ドッキングステーションと Samsung DeX 対応デバイスを接続する手順
この記事では、Samsung DeX 対応デバイス(Android 機器)と Plugable UDS-7IN1 ドッキングステーションの接続およびセットアップの手順について説明します。これらの手順は、DisplayPort 代替モード(DP 代替モード)対応の USB-C ポートを搭載するほとんどのデバイスに適用することができます。 お使いの Android 機器搭載の USB-C ポートが「DP 代替モード」に対応しているかどうかは、Android 機器の製造メーカーにご確認ください。 ここでは、Samsung UI 5.0 と Android 13 以上を搭載したデバイスを元に説明しています。 Samsung DeX 対応デバイスと UDS-7IN1 ドッキングステーションの接続 1...
UDS-7IN1 ドッキングステーションと iPadOS または macOS ステージマネージャ対応デバイスを接続する手順
「ステージマネージャ」は、iPad バージョン16 以降、macOS Ventura 13 以降に搭載されている、新しいウィンドウ管理機能です。これを使用すると、Plugable UDS-7IN1 ドッキングステーション経由で接続された外部モニタ上の、複数のアプリケーション・ウィンドウをリサイズしたり位置を簡単に変える、オーバーラップさせるなどが簡単にできます。 ステージマネージャについての詳細は、Apple 社の情報を参照してください。 iPad でステージマネージャのオン/オフを切り替える Mac でステージマネージャを使って App やウインドウを整理する また、Plugable UDS-7IN1 ドッキングステーションを接続した環境でステージマネージャを使用すると、接続した外部モニタ自...
UDS-7IN1 ドッキングステーションを iPadOS 機器で使用時に、FaceTime や Skype の音声入出力先変更に制限がある
症状 iPadOS 機器に UDS-7IN1 ドッキングステーションを接続し、その 3.5mm 音声ジャックに有線ヘッドホンやヘッドセットおよびマイクを使用するような環境において、通話用アプリケーション(FaceTime や Skype)の音声入出力先を選択できない、と言う症状が報告されています。 この問題は、Apple 社が提供する通話用アプリケーション側の音声変更機能に制限があることに起因しています。 この問題は、Plugable UDS-7IN1 ドッキングステーションに固有の問題ではなく、他社製の同等製品でも報告されています。 問題が発生するアプリケーション FaceTime Skype Siri も影響を受ける可能性があります。 **この問題は、Apple 社以外が提供する通話...
TBT4-UDX1 ドッキングステーションは、接続した PC やデバイスを充電することができますか? また、できる場合の充電レートはどうなりますか
当 TBT4-UDX1 ドッキングステーションは、アップストリーム用 USB-C ポート経由で接続したホスト PC を、最大 96W の充電レートで充電することができます。ただしこれには下記の条件があります。 1)接続した PC の USB-C ポートが、96W までのホスト充電に対応していること。たとえば PC 側の最大が 100W であれば、充電レートは最大で 96W になります。PC が 60W や 45W までの対応の場合は、それぞれ 60W、45W になります。 2)ドッキングステーションに、他に充電するデバイスが接続されていないこと。 ドッキングステーションの 2 つのダウンストリーム用 Thunderbolt(USB-C)ポートは、それぞれ最大 15W までのレートで接続され...
TBT4-UDX1 ドッキングステーションには何台の外部モニタを接続できますか?
Plugable TBT4-UDX1 ドッキングステーションは、Intel 社製 Thunderbolt 4 Goshen Ridge チップセットを内蔵しています。このドッキングステーションは、ノート PC の「Thunderbolt 4、Thunderbolt 3、USB4」のいずれにも接続して使用することができますが、外部モニタを何台接続できるかは、接続される PC システムの USB-C ポートタイプとグラフィック出力性能に依存します。 ドッキングステーション自体がサポートするモニタ数は 2 台ですが、接続する PC の USB-C ポート性能や制限によって、1 台しか接続できないことがあります。 Thunderbolt 4 システムに接続する場合 TBT4-UDX1 が T...
TBT4-UDX1 ドッキングステーションは外部接続モニタをどの画面解像度とリフレッシュレートまでサポートしていますか?
TBT4-UDX1 ドッキングステーションの HDMI ポーとおよび USB-C ポートに接続できるモニタの最大解像度は、3840x2160@60Hz です。 これより低い解像度(例:1920x1080 や 2560x1440 など)にも対応していますが、その際のリフレッシュレートの最大も 60Hz になります。解像度に関わらず、75、120、144Hz などのリフレッシュレートには非対応ですので注意してください。 Thunderbolt 4 ポートに接続されている場合のみ、Thunderbolt ダウンストリームポートのどちらかに 8K@30Hz までのモニタを「1 台」接続できます。この際、同時に残りの Thunderbolt ポートおよび HDMI ポートを使用することはできません。...
TBT4-UDX1 ドッキングステーションのダウンストリーム用 Thunderbolt (USB-C)ポートには、どのようなデバイスを接続できますか?
TBT4-UDX1 ドッキングステーションのダウンストリーム・ポートの機能 TBT4-UDX1 ドッキングステーションの背面に搭載された 2 つの Thunderbolt ポートには、さまざまな Thunderbolt または USB-C デバイス(周辺機器)を接続することができます。ただし、そのポートがどのような性能(通信プロトコル)で機能するかは、ドッキングステーションを接続した PC 側 の USB-C ポート性能に依存します。 もしこのドッキングステーションがノート PC の Thunderbolt 4 ポートに接続されている場合には、ドッキングステーションにある 2 つの USB-C ポートは Thunderbolt 4 ポートとして機能します。もし Thunderbolt 3...
TBT4-UDX1 ドッキングステーションに搭載されたイーサネットポートは、どんな転送速度に対応していますか?
TBT4-UDX1 ドッキングステーションに搭載されているイーサネットポートは Realtek 社 RTL8156B チップセットにより実装されており、2.5Gbps までの転送速度に対応しています。 接続している LAN が 2.5Gbps に対応している(すなわち、LAN を構成している要素であるイーサネットスイッチ、ハブ、ケーブルなどの全てが 2.5 Gbps 以上に対応している)場合に、理論上は最大 2.5Gbps の速度でデータ転送が可能です。 ただし実際の転送速度は、さまざまな要因により 2.5 Gbps になることはほどんとありません。...