この miniUSB ポートは Type-B ポートの一種ですが、スマートフォンやワイヤレス・ゲーム・コントローラ（Sizaxis や デュアルショック 3 など）の充電ポートとして流用されていたという経緯があります。それ以外には、外付けハードディスク・ドライブのような比較的小型の周辺機器で使用されました。現在は一般的ではありませんが、まだ使われていることがあります。この miniUSB ポートはほとんどの場合 USB 2.0 プロトコルまでにしか対応しませんが、USB 3.0 対応のポートも少ないですが存在します。このポートには、USB Type-B ポート付き周辺機器をUSB ホストとして機能させるための OTG 機能を任意追加することもできます。しかし、OTG 機能は通常は microUSB ポートに付随するのが一般的です。 

microUSB ポートは miniUSB と同様の用途、つまり小型の周辺機器で使われてきました。miniUSB と異なる点として、グラフィック出力が可能になるオプション「MHL 機能（Mobile High-Definition Link ）」を搭載できます。この MHL オプション対応の microUSB ポートを搭載したスマートフォンやタブレットは、ポートに外部モニタを接続して表示させることができます。

microUSB にも大きいサイズが存在します。これは通常、5 Gbps 以上の転送レート対応の外付けハードディスク・ドライブで使用されます。