DisplayLink デバイス ドライバ導入手順
Plugable 社は、DisplayLink 社から新しい DisplayLink 用デバイス・ドライバがリリースされると、それを一定期間 Plugable 社製品で検証します。検証により問題がないことが確認された後のドライバが Plugable 社のデバイス・ドライバページに公開されますので、ユーザーの方々は「検証済み最新ドライバ」をダウンロードしてください。 デバイス・ドライバページには、それぞれのドライバに付属する「情報」ボタンがあります。こちらを押して追加情報も確認してください。 Windows: お使いのシステムが Windows 10 以上で Windows Update が有効な場合、初めて DisplayLink グラフィック製品がシステムに接続されると、DisplayLin...
Plugable DisplayLink 機器トラブルシューティング・ガイド
Plugable 社は DisplayLink 社の提供する様々な性能のチップセットを使用した、多くの製品(USB ドッキングステーションやマルチポートハブなどの「Plugable 社製 DisplayLink 機器」)を提供しています。このトラブルシューティング・ガイドは、Plugable 社製 DisplayLink 機器に関する一般的な問題や、Plugable 社技術サポートに頻繁に報告される問題に対して、初歩的なガイダンスを提供することを目的としています。 お使いの Plugable 社製 DisplayLink 機器が予期しない動作をした場合には、まずこのガイダンスを確認し、問題判別ステップを実行または確認してください。 注意:このガイドは、DisplayLink 社製 USB ...
[macOS] Plugable 社 DisplayLink 技術使用製品と macOS のサポートについて
いくつかの予め留意するべき制限項目がありますが、Plugable 社の DisplayLink 製品は macOS をサポートしています。Mac システムで該当製品の購入をご検討の際は、当記事を最後までお読みになることをお勧めします。 DisplayLink 製品で使用されているチップセットを開発し、デバイス・ドライバーを提供している DisplayLink 社によってリリースされた macOS ドライバーには 2 つの異なるバージョンがあります。それぞれ、mac OS の従来からのカーネル拡張を使用する「レガシー(既存カーネル拡張)」バージョンと、 macOS 11 の新しいアーキテクチャーに基づいた、カーネル拡張に依存しない「DisplayLink Manager」アプリケーションです。両...
[macOS] バージョン 11 または 12 のシステムへ DisplayLink Manager アプリケーションを導入する手順
2023年2月23日更新: DisplayLink Manager アプリケーションの導入が正しく完了しない場合には、原因やその対処法に関するこちらの記事も参照してください。 2022年7月7日更新: DisplayLink Manager バージョン 1.7.1 の新機能について説明を追加しました。 A. 初めに 当ページでは macOS 11.x および 12.x のシステムに、「DisplayLink Manager グラフィックス・コネクティビティ」アプリケーションのバージョン 1.6 以上を使ってドライバを導入し構成する手順を説明します。このバージョン以降のアプリケーションは、macOS 10.15.x 以前では使用できない点に注意してください。 自分のシステムに導入された macO...
[macOS] バージョン 13 Ventura、14 Sonoma、15 Sequoia システムへ DisplayLink Manager アプリケーションを導入する手順
2023年9月25日更新: macOS 14 Sonoma への導入手順にも対応しました。(スクリーンショットは macOS 13 Ventura のことがあります。) 2023年2月23日更新: DisplayLink Manager アプリケーションの導入が正しく完了しない場合には、原因やその対処法に関する「DisplayLink Manager アプリケーションを導入しようとした際に、『予期しないエラー』が発生する」も参照してください。 A. 初めに 自分のシステムに導入された macOS バージョンを確認したい場合は、メニューバー内の「アップルアイコン」をクリックし、「この Mac について」をクリックします。新しく開いたウィンドウ内に、macOS バージョンが表示されます。...
[macOS] DisplayLink Manager アプリケーションを導入しようとした際に、「予期しないエラー」が発生する
Mac システムで DisplayLink 技術を使用した Plugable グラフィック製品を使用するには、「DisplayLink Manager」アプリケーションを手動で導入する必要があります。このアプリケーションの導入自体にはほとんど問題が起きることはありませんが、まれにエラーが発生し正しく終了できないことがあります。 一例として、「エラーによってインストールできませんでした。ソフトウェアの製造元に問い合わせてください。」などのエラーメッセージが表示されます。 この原因には、以前のバージョンの DisplayLink Manager アプリケーションを導入した際に何らかの理由でインストールが正しく終了しておらず、壊れたモジュールなどが残っていて、それが「予期しないエラー」を引き起こして...
[macOS] macOS 14 Sonoma を実行しているシステムで「DisplayLink Manager が画面を録画しています」という通知が表示される
macOS 上で DisplayLink 技術を使ったグラフィック機器(ドッキングステーションやグラフィック変換アダプタなど)を使用するには、DisplayLink Manager アプリケーションを導入し実行している必要があります。 この DisplayLink Manager アプリケーションは、外部モニタを表示するための画像データを生成するために「Mac システム画面情報へのアクセス」を必要とします。このアクセス権は、当アプリケーションの導入中に表示される許可要求に応えることで許可されます。 macOS 14 Sonoma 以降、一度この権限が付与されると、該当アプリケーションが実行されている時にはいつでも、Apple メニュバーに「DisplayLink Manager が画面を録画し...
DisplayLink 技術と代替モード グラフィック出力の違いについて
チップセットについて チップセットは、特定の電子機器の頭脳と考えることができます。例えば、ビデオ信号、オーディオ信号、ネットワーク接続、ストレージ機器などを管理するチップセットがあります。 ほとんどのユーザーにとって、デバイスに使用されているチップセットの詳細を知る必要はありません。しかし、技術的な場面では、その機器が採用しているチップセットについて知ることが非常に役立ちます。互換性や、他の製品情報に記載されていない一般的とは言えない技術機能について知る必要があるからです。 外部モニタの接続方法 Plugable 社は、コンピュータに外部モニタを追加するための、様々な技術を駆使した製品を提供しています。外部モニタの接続方法には現在2種類あり、それぞれメリットとデメリットがあります。 1. Di...
Plugable 社 DisplayLink 技術使用製品と ChromeOS のサポートについて
いくつかの予め留意するべき制限項目がありますが、Plugable 社の DisplayLink 製品は ChromeOS をサポートしています。ChromeOS システムで製品の使用を検討している場合には、下記の情報を事前にお読みになり、使用環境や要件に合っているかを確認してください。 注意点および制限 Plugable 社製の DisplayLink 製品は、Intel または AMD CPU を搭載した Chromebook で使用することを強くお勧めします。ARM ベースの CPU にはパフォーマンス上の制約があり、期待通りの機能を提供できない可能性があるために、使用をお勧めできません。 DisplayLink チップの差異について ほとんどの Intel または AMD CPU を搭載...
[Windows] DisplayLink 技術を使った USB ドッキングステーションやグラフィックアダプターが正しく機能しない
もし Windows システムで Plugable 社製の DisplayLink 技術を使用した機器(ドッキングステーションやグラフィック変換アダプター)が正しく機能しないとき、多くの場合は一度その機器を PC から取り外し、「デバイスドライバのクリーン・インストール」をすると問題が解決することがあります。 その際は、もしドッキングステーションなのであれば本体から AC 電源アダプターを取り外すこと、その時点で Plugable 社が推薦する最新のドライバを導入することが合わせて必要です。下記の手順を実行してください。 Plugable USB ドッキングステーションまたはグラフィックアダプターを、ホスト PC から取り外します。AC 電源アダプターがついている製品ではこれも本体からとり...
[Windows] Iris Xe チップ使用 PC で Windows Update または Intel グラフィックドライバーを更新後に、DisplayLink グラフィック製品が正しく機能しない
2022年5月: この問題は、Intel 社が提供する最新の Iris Xe 用ドライバを適用することで解決しています。ドライババージョンが 30.0.xxx 以上であることを確認してください。 下記が、現時点で該当の DisplayLink チップセットを使用している Plugable 製品です。 ドッキングステーション UD-ULTC4K UD-6950 UD-6950H (日本未発売) UD-6950Z (日本未発売) グラフィックアダプター UGA-4KHDMI UGA-4KDP USBC-6950U USBC-6950UE 2021年4月22日: Intel 社が Iris Xe チップ用に公開したグラフィック・ドライバのバージョン 27.20.100.9466...
[Windows] インテル® グラフィックス・コマンド・センターを使い DisplayLink 技術によるマルチディスプレイを管理する方法
Plugable 社は、Windows システムに追加の外部モニタを接続するための、DisplayLink 技術を使った様々な USB グラフィック製品を販売しています。たとえば、わが社のベストセラーである UD-3900 USB 3.0 ドッキングステーションや、UGA-4KHDMI USB 3.0 HDMI グラフィック変換アダプター、UGA-3000 USB 3.0 DVI グラフィック変換アダプターなどです。 以前は、Windows 10 システムにこのようなグラフィック製品を用いてディスプレイを追加した場合、Windows 標準の「ディスプレイ設定」から環境の構成をする必要がありました。製品を使用しているユーザーの方々の中に、もしも Windows 標準のディスプレイ設定の代わりに...
[Windows] Google Sketchup などの OpenGL を使用するアプリケーションが、DisplayLink 技術によるグラフィック製品経由のモニタで正しく表示されない
DisplayLink USB グラフィック技術に基づくドッキングステーションやディスプレイ変換アダプターのグラフィック処理は、ホスト PC 側の CPU および GPU 機能に依存して外部モニタ表示用のデータを生成する、「仮想」グラフィックスです。 しかしまれに、OpenGL と呼ばれるテクノロジを使用してディスプレイに表示される画像を描画する Windowsアプリケーションが、OpenGL 関連のタスクを本来送信すべき PC 内蔵の「直接的な」GPU ではなく、DisplayLink 製品内蔵の仮想グラフィックスアダプタ(DisplayLink チップ)に送信しようとすることがあります。 DisplayLink チップセットは OpenGL をサポートする物理 GPU ではないため、結果と...
DisplayLink グラフィック製品経由で接続したモニタが、Intel、NVIDIA、AMD/ATI 社が提供するグラフィック・ユーティリティで認識されない
Intel、NVIDIA、AMD/ATI 社などが提供するグラフィック・ユーティリティは、それぞれのメーカーが提供するグラフィックチップが管理するモニターだけで機能するよう作られています。したがって、Silicon Motion 技術による USB グラフィック変換アダプターやドッキングステーション経由で表示されるモニターを認識できません。 したがって、そのようなモニタの管理が必要な場合は、Windows や macOS 内蔵のグラフィック管理機能を使う必要があります。例えば Windows システムでは「ディスプレイ設定(Windows 10)」、「スクリーン解像度(Windows 8.1)」などです。どちらも、デスクトップの何もない場所で右クリックするとコンテキストメニューの中から選択で...
VGA ケーブルの長さと EDID(Extended Display Identification Data) について
一部のプロジェクターやテレビの中には、「USB 3.0 VGA グラフィックス変換アダプター」を使ってPC に接続すると何も表示されないのに、PC に搭載された VGA ポートや「USB 2.0 VGA アダプター」であれば問題なく表示されるものがあります。いったいなぜこのようなことが起きるのでしょうか。 DisplayLink 社 製の USB 3.0 グラフィックチップは、USB 2.0 世代のチップとは異なる動作をします。具体的には、もしそのアダプターに何も接続されていないと自ら「無効」になります。 これに関し、HDMI と DVI にはホットプラグ検出用のピンが実装されているため問題にはなりません。一方、VGA にはそのような仕組みがありません。したがって、VGA インターフェースを使...
[macOS] 12.x Monterey システムで、DisplayLink 技術によるオーディオ出力が正しく動作しない
2022年5月24日更新情報 Plugable 社が社内で検証した限り、この記事に記載されているオーディオの問題は、macOS 12.4 によって解決されています。下記のような問題が発生している環境では、macOS のアップデートをすることをお勧めします。 DisplayLink 技術を採用した Plugable 社のドッキングステーションやグラフィック変換アダプタ-は、3.5mm のアナログ音声端子、または HDMI や DisplayPort(音声信号も伝送可能)のグラフィック出力端子から、音声信号を出力することができます。 例えば、UD-3900、UD-6950PDZ、USBC-6950 などの製品がこれに該当します。DisplayLink チップを内蔵した製品には、「DisplayL...
DisplayLink や Silicon Motion 技術により実装されたポートと、「代替モード MST」グラフィックポートはどう違うのですか?
『DisplayLink や Silicon Motion 技術』により実装されているグラフィック出力ポートは、USB 3.0 プロトコルを使ってシステムとデータ通信しています。DisplayLink または Silicon Motion チップによって仮想グラフィックを構築し、システムに内蔵された GPU の制限を超えた台数の外部モニタを接続するのを可能にする技術です。 このようなグラフィック技術を使用するには、そのチップセット用のデバイス・ドライバがシステムに導入されて適切に構成され、機能していなければなりません。DisplayLink および Silicon Motion 用のデバイスドライバは、Plugable 社ウェブサイトの「デバイス・ドライバ」ページからダウンロードできます。 D...
DisplayLink 技術を使ったドッキングステーションは、KVMスイッチ(キーボード、モニター、マウス切替器)とともに使用できますか?
いいえ、Plugable 社は、DisplayLink チップを搭載したドッキングステーションと、従来型の KVM スイッチを一緒に使用することは推奨していません。もしドッキングステーション(とそれに接続されたさまざまな周辺機器)を 2 つのシステムで切り替えて使いたい場合は、ドッキングステーションを接続している USB ケーブルを、それぞれのシステムに接続しなおすようにしてください。 この「手動で切り替える」作業を効率的におこないたい場合は、「Plugable USB 3.0 スイッチ(USB3-SWITCH2)」の使用をお勧めします。このスイッチ(切替器)を使うと、接続された USB 機器を 2 台のシステムでボタン一つで切り替えることができます。ただし、このような切替器を使った場合、ドッ...
[macOS] DisplayLink 技術によるイーサネット接続時の転送スピードについて
問題の症状 Plugable 社は DisplayLink 社製 DL-3900 チップセットを搭載した USB 3.0 または USB Type-C ドッキングステーションを様々なモデルとして提供しています。これらのドッキングステーションのイーサネットポートは、グラフィック出力機能とともに「DisplayLink 社製 USB グラフィック変換チップセット」が提供しており、チップセット自体は 10/100/1000 ギガビット・スピードに対応しています。 しかし、これらのドッキングステーションを Mac システムで使用した場合に、この転送スピードが充分に出ないことがわかっています。これは、「macOS システムで DL-3900 チップを搭載した製品による有線 LAN 接続で、大容量サイ...
[Windows] ラップトップが、ドッキングステーションが接続されている時だけ正しく起動しない
Windows システムが、USB ドッキングステーションを接続している時だけ正しく起動できないことがあります。ここではそのような場合の対処法についてご説明します。 通常この問題は、ドッキングステーションに接続されている外部記憶域(HDD、SSD など)が原因で引き起こされており、ドッキングステーション自身の問題ではないことがあります。 ドッキングステーション経由で外部 HDD などを接続しており、システムが正しく起動できないという問題が起きた場合は、下記の手順をとって問題判別をしてください。 ドッキングステーションに接続された USB 周辺機器(マウスやキーボード、USB フラッシュドライブ、外付け SSD など)を全ていったん取り外します。 ドッキングステーションにモニタが接続されてい...
[Windows] Windows 11 へのバージョンアップ後に、DisplayLink 技術を使った USB ドッキングステーションやグラフィックアダプターが正しく機能しない
Windows が大規模なバージョンアップなどをした際、これまで同じシステムで使用していた DisplayLink 製品は、通常であれば正しく機能します。 しかし稀にこのような OS 側の大幅な変更によって、製品の動作に問題が生じることがあります。このような時には一度 DisplayLink デバイス・ドライバーを再導入すると、問題が解決できることがほとんどです。 デバイス・ドライバ再導入の詳細な手順については、こちらの記事を参照してください。...
[macOS] バージョン 10.15 および 11 Big Sur のシステムへ DisplayLink Manager アプリケーションを導入する手順
注:自分のシステムに導入された macOS バージョンを確認したい場合は、メニューバー内の「アップルアイコン」をクリックし、「この Mac について」をクリックします。新しく開いたウィンドウ内に、macOS バージョンが表示されます。 DisplayLink macOS 用ドライバについては、こちらの記事も参照してください。 「Plugable 社 DisplayLink 技術使用製品と macOS のサポートについて」 このページでは、「DisplayLink Manager グラフィックス・コネクティビティ」アプリケーションを使ってドライバを導入し構成する手順を説明します。 DisplayLink Manager グラフィックス・コネクティビティ アプリケーション導入手順 1.Displa...
[macOS] 新しいバージョンの「DisplayLink Manger グラフィックス・コネクティビティ」アプリに更新した後、モニター表示ができない
macOS で「DisplayLink Manger グラフィックス・コネクティビティ」を新バージョンにアップグレードする際に、古いバージョンの当アプリは一度終了します。その結果として DisplayLink 技術によるグラフィック変換アダプターやドッキングステーションなど経由で接続されているモニターは表示できなくなります。 このため、「DisplayLink Manger グラフィックス・コネクティビティ」 を更新した後に、このアプリケーションを手動で再起動する必要があります。macOS ファインダー内の「アプリケーション」フォルダの当アプリをダブルクリックすると、再起動することができます。 注意: この情報は、「DisplayLink Manger グラフィックス・コネクティビティ」アプリ...
DisplayLink 技術のグラフィック製品経由で接続したモニターで、「カラー・キャリブレーション」ツールが機能しない
ほとんどの PC 用モニターは、ディスプレイの調整を行う設定機能を内蔵していますが、用途によってはその結果が必ずしも最適ではないことがあります。ディスプレイやプリンターなどに入出力される色が本来の色になるよう、調整するのがカラー・キャリブレーション(色補正) ツールです。 しかし、DisplayLink 技術用のデバイス・ドライバーは、カラーキャリブレーション機能には対応していません。色補正をする必要のあるアプリケーションは、それができる専用のグラフィックカード、またはシステムに直接接続されたモニターで使用する必要があります。...
DisplayLink 製品用デバイス・ドライバを企業環境に導入する方法について
Plugable 社は様々な DisplayLink 製品を製造販売していますが、デバイス・ドライバは DisplayLink 社(現在は親会社 Synaptics 社)が提供しています。Synaptics 社のデバイス・ドライバページ(英語)は、こちらです。 このウェブサイトには DisplayLink 関連のナレッジベース(英語)があり、企業環境へのデバイス・ドライバ導入方法やオプションについては「Corporate Deployment(企業によるデプロイメント)」のセクションで様々な情報を参照できます。 Plugable 社は、このような「企業向けのドライバ導入方法」についてはサポートをしておりませんのでどうぞご了承ください。 もしこのような導入についてサポートが必要な場合は、Disp...
DisplayLink または Silicon Motion 技術を使った製品で、コピープロテクトや暗号化されたビデオコンテンツの再生ができない
Plugable 社製の DisplayLink および Silicon Motion 技術を使用した USB グラフィック変換アダプタまたは USB ドッキング・ステーションは、「コピー防止または暗号化された動画コンテンツ」の再生に対応しておらず、製品紹介ページやアマゾン製品ページにてそれを明記しています。 コピー保護された動画コンテンツを視聴したい場合は、DisplayLink および Silicon Motion 技術を使用した Plugable 社製品を使用しないでください。 1.コンテンツの例 「コピー防止または暗号化された動画コンテンツ」の例としては、以下のようなものがあります。 Blu-ray ディスクなど、HDCP(高画質デジタル・コンテンツ保護 High-bandwidth ...
[Windows] DisplayLink 技術を使用したホットデスク環境
1. ホットデスク環境とは ホットデスクとは、「同じデスクを、異なる人が異なる時間帯に使用するワークスペース」環境のことです。 多くの人が在宅勤務を経験する時期を経て、企業ではコワーキングやフレキシブル・ワークステーションの導入が進んでいます。共用ディスプレイやドッキングステーションのあるスペース、つまりホットデスク環境を一定数確保し設置しておき、各社員は自身に提供されたラップトップを持参して、好きな席を選びケーブルを接続するだけで、簡単に仕事を開始できるようになりました。企業側は、常駐するわけではない社員のための固定的なスペースを用意する必要がなくなり、諸費用を削減することができます。 課題: 通常、ノート PC に初めて外部モニタが接続されると、Windows は内蔵ディスプレイ(ノート ...
[macOS] macOS 12 Monterey および 13 Ventura システムで DisplayLink 技術によるグラフィック製品を使用する際に 、macOS からの通知が表示されない
DisplayLink 技術を使用したグラフィック製品(Plugable UD-3900 ドッキングステーション、USBC-6950U グラフィック変換アダプターなど)を macOS 12 Monterey や macOS 13 Ventura に接続し使用すると、macOS からの通知が正しく表示されない、という症状がいくつかの環境で発生しています。これは macOS 11.x 以前では生じません。 この現象の原因については調査中ですが、システム・プリファレンスの「通知と集中」設定を変更すると、解消することがあります。 もし必要がある場合は、下記の手順で設定を変更してください。 A. macOS 12 Montrey の場合 画面下にある macOS ドック内の「システム・プリファレンス」ア...
Plugable USB グラフィックス・アダプタの選択方法
この記事では、Plugable 社製 USB グラフィックス・アダプタ(USB グラフィックス変換アダプタ、USB ディスプレイ・アダプタ)製品のラインナップを紹介し、自分の環境に適した製品の選択方法について説明します。 Plugable USB グラフィックス製品について Plugable 社の USB グラフィックス・アダプタは、信頼性の高い DisplayLink または Silicon Motion チップセットを採用しています。このどちらのメーカーのチップセットも品質が高く、専用デバイスドライバの更新も定期的におこなわれているため、ビジネス環境で安心して使用できます。特に DisplayLink 社製チップセットは長い実績のある技術を提供しており、Windows や macO...
[macOS] macOS 15 Sequoia のシステムに DisplayLink Manager を導入すると、アプリケーションの許可をするメッセージが表示されました。これは何ですか?
結論から言えば、これは Apple 社が macOS 15 Sequoia で導入した新しいセキュリティ機能の一つです。下記のようなメッセージ画面が表示されます。 DisplayLink 技術を使った製品を使用するには、「1 か月許可する」ボタンをクリックしてください。1 か月後にはさらに 1 か月更新するようメッセージが表示され、毎月これが続きます。 これは、DisplayLink Manager アプリケーションが「画面収録」をする必要があることと関係しています。 *** 注意: DisplayLink 機器が表示画面の内容を保持したり、実際に録画したりすることはありません。しかし、DisplayLink 機器が正しく機能するために「画面収録(Screen Recording)...
[macOS] Mac システムの更新をしたり、システムを再起動した後に DisplayLink 接続のモニタが表示できない
Mac システムで DisplayLink USB グラフィック変換アダプタ経由で外部モニタを接続するには、これを可能とする「DisplayLink Manager アプリケーション」がシステム上で起動していなければなりません。 Mac システムに新しいアップデートを適用したり、あるいは単にシステムを再起動した後に、それまで問題なく表示されていた のモニタが表示できなくなることがあります。非常によくある原因として、「DisplayLink Manager アプリケーションが起動していない」 場合がありますので注意してください。 DisplayLink Manager アプリケーションが起動しているかどうかを確認するには、上部のステータスバー右側に DisplayLink アイコンが表示され...
DisplayLink 技術を使った製品は、システム OS が提供する色調整機能(夜間モード や Night Shift)に対応していますか?
現在主流の OS バージョンでは、外部モニタに表示する画像の色を一日の時間帯によって見やすく調整することができるようになっています。 Windows 10 と Windows 11 システムではこの機能は「夜間モード(Night Light)」と呼ばれています。詳細については Microsoft 社の「Windows で夜間の表示を設定する」を参照してください。 ChromeOS システムでも、この機能は「夜間モード」と呼ばれています。Google 社の提供する「Chromebook の画面の色を変更する」を参照してください。 macOS システムでは、この機能を「Night Shift」と呼んでいます。「Mac で Night Shift を使う」を参照してください。 Display...
[macOS] USB-C ドッキングステーションを使用している時に、動画配信コンテンツの表示ができない
概要 多くの動画配信サービスでは、表示をするためにはその構成要素の全てが HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection 大容量デジタルコンテンツ保護)機能に対応した機器でなければなりません。HDCP の詳細についてはこちら(「HDCP について」)の記事で解説しています。 当社の複数の外部モニタ接続に対応した USB-C ドッキングステーションには、USB グラフィック技術である DisplayLink や Silicon Motion チップが採用されているモデルがあります。このような機器を Mac システムで使用するためには、macOS 側の設定で「画面録画」を有効にする必要があり、これによって HDCP ビデオ再生がシステム全体で無効になり...
[macOS] macOS 13 へのバージョンアップ後に、DisplayLink 技術を使った USB ドッキングステーションやグラフィックアダプターが正しく機能しない
いままで使っていた macOS システムを macOS 13 Ventura にアップデートした後に、DisplayLink 技術によるグラフィック機器を経由して接続していた外部モニタが表示できなくなることがあります。多くの場合このような問題の原因は、以前に導入していた DisplayLink Manager アプリケーションのバージョンが古かったり、macOS 設定内の画面共有設定などがリセットされていることが原因です。 問題が起きた場合には、下記の手順を試してください。 DisplayLink Manager アプリケーションを削除し、再導入する Plugable USB ドッキングステーションまたはグラフィック変換アダプターを、Mac システムから取り外します。AC 電源アダプターがつい...
[Windows] DisplayLink 機器を使って外部接続したモニタが、断続的に点滅したり、チラついたり、リセットされたりする
Plugable 社製の DisplayLink 機器(USB ドッキングステーションやグラフィック変換アダプタ)を使って外部接続しているモニタが、断続的に点滅したり、チラついたり、リセット(一度消えて再表示)されたりすることがあります。結果として、アクティブなアプリケーションが他の外部モニタ上に移動するなどの影響があります。 よくある原因 Windows 10/11 システムでこのようなことが起こる一般的な原因として、グラフィックスコントローラ(GPU)用または DisplayLink 機器用のデバイス・ドライバが古いことがあります。Windows 10/11 環境で Windows Update が有効な場合、DisplayLink 用デバイスドライバが自動的に導入されますが、そのバージョ...
[macOS] DisplayLink 機器で外部モニタが表示されない、ログオンに失敗する、 WindowServer エラーが発生するなどの問題がある
注: この記事は、M1/M2 Mac システム について説明しています。他の環境(Intel ベース Mac システムなど)には当てはまりません。 macOS 13.3.1のリリース後に、Apple Silicon (M1/M2)チップ搭載の Mac システムを使用しているユーザーの方々の一部から、macOS の WindowServer がクラッシュするという報告をいくつか受けるようになりました。この症状は、DisplayLink 機器で外部モニタがすでに接続されているシステムへのログイン時や、ログインした後に DisplayLink 機器を USB ポートに接続した場合、あるいは外部モニタ接続の状態で DisplayLink Manager アプリケーションを起動した際などに発生する模...
[macOS] macOS 14 Sonoma を実行しているシステムで「DisplayLink Manager が画面を録画しています」という通知が表示される
macOS 上で DisplayLink 技術を使ったグラフィック機器(ドッキングステーションやグラフィック変換アダプタなど)を使用するには、DisplayLink Manager アプリケーションを導入し実行している必要があります。 この DisplayLink Manager アプリケーションは、外部モニタを表示するための画像データを生成するために「Mac システム画面情報へのアクセス」を必要とします。このアクセス権は、当アプリケーションの導入中に表示される許可要求に応えることで許可されます。 macOS 14 Sonoma 以降、一度この権限が付与されると、該当アプリケーションが実行されている時にはいつでも、Apple メニュバーに「DisplayLink Manager が画面を録画し...
[macOS] DisplayLink グラフィック機器経由で接続した外部モニタの画面回転設定手順
この記事は、macOS システムに DisplayLink グラフィック機器を使用して外部モニタを接続した際に、縦置き表示などの「画面回転設定」をする手順について説明しています。 使用している Mac システムの CPU が Apple 製シリコンベース(M1/M2/M3 など)なのか、Intel 製なのかによって手順が変わりますので下記を参照してください。 Apple Silicon チップ(M1/M2/M3, Pro, Max など)搭載システムの場合 macOS 12 Monterey 以降かつ DisplayLink Manager アプリケーションのバージョンが 1.6 以上のシステムでは、DisplayLink グラフィック機器経由の外部モニタの画面回転設定ができます。この...
[macOS] DisplayLink 技術を使った USB ドッキングステーションやグラフィックアダプターが正しく機能しない
この記事では、macOS システムで DisplayLink 技術を使用した Plugable 製品が正しく機能しない場合に、最初の問題判別として確認するべき項目について説明しています。 Mac システムで Plugable 社製 DisplayLink 製品が正しく機能するために、下記の条件が必要です。 Mac システムに DisplayLink Manager アプリケーションが導入されている DisplayLink Manager アプリケーションに、適切なセキュリティ認証が設定されている DisplayLink Manager アプリケーションが実行されている [Apple Silicon システムの場合] Plugable 機器の接続が許可されている それぞれについて、以下で説明...
[Windows] ホットデスク環境で DisplayLink ディスプレイ・プロファイルを利用する
ホットデスク環境と「DisplayLink ディスプレイ・プロファイル」に関する概要は、こちらの関連記事を参照してください。 この記事では、Plugable 社製の DisplayLink ベースのドッキングステーションと、DisplayLink 社が提供する管理ツールを利用して、ホットデスク環境を構築・管理する手法をご紹介しています。 注:Plugable 社は、この企業用ホットデスク環境の利用について技術的なサポートは行っていません。導入に必要な包括的な情報は、DisplayLink 社のウェブサイト(英語)を参照してください。 下記にディスプレイプロファイルをプログラムするために必要な手順について説明します。 a. 技術要件: 下記の要件を満たした機器が必要になります。 Windows ...
[macOS] DisplayLink Manager アプリケーションと「画面収録」について
macOS システムで外部モニタを接続するために DisplayLink 機器(USB ドッキングステーションや グラフィックス変換アダプタなど)を使用する際には、必須アプリケーションである DisplayLink Manager をダウンロードしてインストールする必要があります。この DisplayLink Manager は macOS の「画面収録」機能を使用するため、外部モニタを接続している間はこれを有効にしなければなりません。 画面収録が有効になると、DisplayLink ドライバはミラーリングまたは拡張スクリーンをレンダリングするために必要なピクセルにアクセスし、コンピュータから DisplayLink モニターに USB 経由でピクセルを送信できるようになります。Dis...
USB グラフィック機器を介してシステムに追加できるモニタ数について
概要 近年のノート PC は、システムのグラフィック出力ポートに直接接続できる外部モニタの数、つまり「ネイティブでサポートできる外部モニタ数」に制限があります。これらの制限は、ホストコンピュータの内部グラフィックス処理ユニット(GPU)の能力と、利用可能な物理グラフィックポート数によって決まります。 一方、もしも Plugable 社が提供しているような DisplayLink 社または Silicon Motion 社の USB グラフィック技術による製品を使えば、専用ソフトウェア・ドライバを導入する必要はありますが、USB ポート経由で複数の外部モニタをコンピュータに接続することができます。この際、ホスト・コンピュータのグラフィック出力数制限には関係ありません。 このような USB グ...